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J-GLOBAL ID：201702258126730617   整理番号：17A1145814

鉄筋コンクリート壁で構成された屋内におけるレイトレース法による920MHz帯の伝搬解析

Propagation analysis of 920MHz band by Ray Tracing method composed of Reinforced concrete walls

著者 (4件)： 服部元磨 (拓殖大 大学院工学研究科) ,  常光康弘 (拓殖大 大学院工学研究科) ,  前山利幸 (拓殖大 大学院工学研究科) ,  田中稔泰 (マイクロウェーブファクトリー)
資料名： 電子情報通信学会技術研究報告  (IEICE Technical Report (Institute of Electronics, Information and Communication Engineers))
巻： 117  号： 181(AP2017 68-87)  ページ： 59-64  発行年： 2017年08月17日 
JST資料番号： S0532B  ISSN： 0913-5685  資料種別： 会議録 (C)
記事区分： 原著論文  発行国： 日本 (JPN)  言語： 日本語 (JA)

抄録/ポイント： IoTデバイスが幅広く浸透するためには,適切なエリア設計が必要である。ITU-R P.1238により一般的な屋内の伝搬損失計算式が提案されているが平均的な伝搬損失を計算する式であるため壁面の材質や入射角などは考慮されていない。そのため,IoTデバイスのエリア設計のために詳しい伝搬損失を求める必要がある。筆者らはこれまでに920MHz帯における鉄筋コンクリート壁の電波の透過損失についてFDTD法と実測により入射角特性を持つことを示した。本稿では,928MHzの鉄筋コンクリート壁に対する電波の透過損失の角度特性の簡易式を提案する。それをレイトレース法に組み込み,鉄筋コンクリート壁における電波伝搬特性について検討を行った。(著者抄録)

シソーラス用語： 電波伝搬 ,  伝搬 ,  *壁 ,  有限差分時間領域法 ,  光線追跡 ,  *損失 ,  角度依存性 ,  相互接続 ,  *鉄筋コンクリート壁 ,  *透過損失【エネルギー】
準シソーラス用語： FDTD法 ,  IoT ,  UHF電波伝搬 ,  屋内伝搬

分類 (1件)： 電波伝搬一般  (ND05010Q)

引用文献 (13件)：

• 杉山敬三, ′′M2M/IoT関連の標準化動向,′′ 信学総大, BP-6-2, Mar. 2016.
• 横谷哲也, ′′IoT/M2Mを取り巻く環境と標準化,′′ REAJ誌, vol.34, pp540-545, 2012.
• Rec. ITU-R P. 1238-3, ′′Propagation data and prediction methods for the planning of indoor radio communication system and radio local area networks in the frequency range 900MHz to 100GHz, ′′2003
• 服部元磨,和高拓也,常光康弘,前山利幸,田中稔泰, ′′920MHz帯の屋内電波伝搬の一検討′′, 信学技報, AP2016-116.
• 服部元磨,和高拓也,常光康弘,前山利幸,田中稔泰, ′′920MHz帯における鉄筋コンクリート壁透過特性の一検討′′, 信学ソ大, B-1-16, Sep. 2016.

タイトルに関連する用語 (5件)： 鉄筋コンクリート壁 ,  屋内 ,  トレース ,  伝搬 ,  解析