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J-GLOBAL ID：201702260226576459   整理番号：17A0217545

漁獲後処理および凍結,保管温度が冷凍サバ品質に与える影響の検討

著者 (3件)： 竹内萌 (青森県産業技術セ 食品総合研) ,  木村優輝 (青森県産業技術セ 食品総合研) ,  松原久 (青森県産業技術セ 食品総合研)
資料名： 青森県産業技術センター食品総合研究所研究報告  (Report of Aomori Prefectural Industrial Technology Research Center. Food Research Institute)
号： 7/8  ページ： 42-47  発行年： 2017年02月 
JST資料番号： Z0346C  ISSN： 2185-1913  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 原著論文  発行国： 日本 (JPN)  言語： 日本語 (JA)

抄録/ポイント： 1.定置網で漁獲されたサバは漁獲魚の処理方法に関わらずK値が低く,ATPが残存していた。また,一本釣りで漁獲され,生簀で保持されたサバはATPが約35%程度残存していた。漁獲後に適切に処理することで高鮮度な原料が入手可能であり,船上で脱血等の処理が可能なことから,原料には定置網もしくは一本釣りで漁獲されたサバが有用であることが確認された。2.冷凍サバの食味試験を行い,凍結方法,保管温度による品質への影響を検討すると,凍結方法に関わらず,-20°Cよりも-60°Cで保管した方が“おいしそう”に見えることが確認された。(著者抄録)

シソーラス用語： 冷凍食品 ,  *サバ科 ,  品質 ,  漁法 ,  凍結 ,  *温度 ,  温度依存性 ,  新鮮度 ,  生鮮食品 ,  味 ,  評価 ,  感覚 ,  処理 ,  体外循環 ,  凝固点
準シソーラス用語： 食品品質 ,  定置網法 ,  *保存温度 ,  食味品質 ,  食味評価 ,  おいしさ ,  漁獲後処理 ,  脱血 ,  凍結温度

分類 (2件)： 動物性水産食品  (FJ13020C) ,  食品の冷凍・冷蔵  (FJ03020X)

引用文献 (5件)：

• 木村郷,鈴木亮,松原久. 高鮮度冷凍サバの冷凍保管試験. 地方独立行政法人青森県産業技術センター食品総合研究所研究報告. 2013; 4: 13-17.
• 松原久,木村郷,竹内萌. サバの品質に及ぼす冷凍保管温度・期間の影響(高鮮度冷凍サバの冷凍保管試験II). 地方独立行政法人青森県産業技術センター食品総合研究所研究報告. 2014; 5: 23-32.
• 松原久,木村郷,竹内萌. 高鮮度冷凍サバの品質に及ぼす解凍条件の影響(高鮮度冷凍サバの冷凍保管試験III). 地方独立行政法人青森県産業技術センター食品総合研究所研究報告. 2014; 5: 33-41.
• 長崎県水産総合試験所. 水産物の官能検査(水産加工技術マニュアル). 2010: pp34.
• 竹内萌,秋田佳林,寺戸奈保子,松原久. 八戸港に水揚げされるサバの粗脂肪、EPAおよびDHAの季節変化の把握と粗脂肪簡易測定法の検討. 地方独立行政法人青森県産業技術センター食品総合研究所研究報告. 2015; 6: 77-90.

タイトルに関連する用語 (5件)： 漁獲 ,  凍結 ,  保管 ,  冷凍 ,  サバ