抄録/ポイント:
抄録/ポイント
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近年,家族の食事において,キビを米と混ぜて取り入れることがより一般的になっている。しかしながら,パンベースの食事は主に小麦パンを使用し,主成分としてキビ粉で作られたパンは一般的には食べらていない。著者らは以前に,キビ粉を用いてパンを調製する方法を確立するための研究を行った。したがって,主食としてキビ粉パンの開発を進めるために,最初に,パンのライジングを増加させ,そのテクスチャーを改善するために増粘多糖類を添加し,パン製造品質に及ぼす影響を調査することにした。本研究では,製パンにホワイトソルガム粉に段階的に増粘多糖類を添加し,容積とテクスチャーを測定した。増粘多糖類としてMetolose MCE4000,SFE4000,SE50(Shin-Etsu Chemical社製)を用いた。MCE4000の添加は最大の改善効果をもたらした。1.00%を添加したとき,パンはより良くなった。しかし,1.25%の添加は構造とテクスチャーの点で好ましく,ホワイトソルガムパン1.25%のMCE4000を添加したパンと1.25%のSE50を添加したパンの官能評価を,対照に対して行った。MCE4000とSE50の両方のパンは全体的に評価された。(翻訳著者抄録)