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J-GLOBAL ID:201802282027429844   整理番号:18A1730128

16種の樹木熟成マンゴー品種の弾性指数,品質およびシェルフライフ

Elasticity Index, Quality and Shelf-life of 16 Tree-ripe Mango Cultivars
著者 (3件):
資料名:
巻: 24  号:ページ: 839-850  発行年: 2018年09月 
JST資料番号: L2827A  ISSN: 1344-6606  CODEN: FSTRFS  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: 日本 (JPN)  言語: 英語 (EN)
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弾性指数(EI),貯蔵中の品質,およびシェルフライフ(SL)を,樹木成熟マンゴー果実の16品種において評価した。全ての果実をポリエチレンフィルムに個別に包み,25°Cで10日間貯蔵した。EIは品種に関係なく貯蔵の最初の2日間に急速に減少し,その後減少はより緩やかであった。貯蔵の2日目から10日目までのEI減少率(EIRR)は,「Irwin」と「Glenn」において最も低く(7%と9%),続いて「Khieo Sawoei」であった。10日後,これらの品種のEIは57~79×105f22・m2/3(f2,第二共鳴周波数;m,果実の新鮮重)であった。対照的に,「Dot」および「Valencia Pride」品種のEIRRは,それぞれ66%および59%であり,「Amataiko」のそれは48%であった。これらの品種での10日間の貯蔵後のEIは,23~30×105f22・m2/3であった。他の10品種のEIRRsは23%と41%の間であった。10日間の貯蔵後の重量損失は「Dot」と「Amataiko」(4.6%と3.6%)で最も高かったが,他の品種ではより低かった(1.4%~2.4%)。水浸漬症状(WSS,半透明果肉組織)の程度は「Alphonso」において最大であり,「Valencia Pride」,「Dot」,「Spirit of ‘76」,「Nam Doc Mai」,「Golden Lipens」および「Aikou」の順であった。対照的に,WSSは「Irwin」において観察されなかったが,「Beni Keit」,「Edwards」および「Glenn」はわずかな症状を示し,「Amataiko」はわずかにより多くのWSSを示した。各果実のSLスコアは,10日間の貯蔵後のWSSの程度に基づくスコア(0~3)により得られたスコアを加算し求めた。SLs(室温下10日以上のSL)は,「Irwin」,「Glenn」,「Edwards」,「Khieo Sawoei」に関して良好であり,「Beni Keitt」,「Sentation」,「Florigon」および「Tomy Atkins」に関して中程度(8~10日のSL),「Amataiko」,「Aikou」,「Nam Doc Mai」,「Golden Lippens」,および「Spirit of ‘76」に関して劣っており(4~5日のSL),そして,「Alphonso」,「Valencia Pride」および「Dot」に関しては非常に劣った(SL2~3日)であった。これらの結果は,成熟マンゴーのEIRRs,WSSおよびSLにおける品種差を明確に明らかにし,貯蔵後のEIおよびWSSの程度に基づいてSLを推定する可能性を示唆した。(翻訳著者抄録)
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分類 (2件):
分類
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果実とその加工品  ,  食品の品質 
引用文献 (30件):
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