特許
J-GLOBAL ID:201803013868287411
におい評価装置
発明者:
,
,
,
,
出願人/特許権者:
,
代理人 (1件):
特許業務法人京都国際特許事務所
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願2016-169554
公開番号(公開出願番号):特開2018-036147
出願日: 2016年08月31日
公開日(公表日): 2018年03月08日
要約:
【課題】においを有する分析対象ガスに含まれる全ての成分を同定しなくても、におい形成に寄与する成分を特定することができるようにする。【解決手段】本発明のにおい評価装置は、分析対象ガスに含まれる複数の成分を時間方向に分離するカラム10を有するガスクロマトグラフ1、複数の成分のそれぞれがカラム10から出てくるタイミングを検出する質量分析部2、質量分析部2による検出結果に基づいて、分析対象ガスを複数回カラム10に通すことにより、カラム10から出てくる全ての成分を含む試料ガスと、試料ガスから所定の成分を除いたオミッションガスをそれぞれ回収するガス回収部5、互いに異なる応答特性を有するm個のにおいセンサを含むにおい測定部3、におい測定部3による試料ガス及びオミッションガスの測定結果を1個のにおいベクトルとして表し、試料ガスとオミッションガスのにおいベクトルの位置関係に基づいて試料ガスとオミッションガスの類似性を表す指標値を算出するデータ処理部61を備える。【選択図】図1
請求項(抜粋):
a)においを有する分析対象ガスに含まれる複数の成分を時間方向に分離する分離カラムを有するガスクロマトグラフと、
b)前記複数の成分のそれぞれが前記分離カラムから出てくるタイミングを検出する検出手段と、
c)前記検出手段による検出結果に基づいて、前記分析対象ガスを複数回前記分離カラムに通すことにより、前記分離カラムから出てくる全ての成分を含むガスである試料ガスと、前記試料ガスから所定の成分を除いたオミッションガスをそれぞれ回収する回収手段と、
d)ガスのにおいを測定するための、互いに異なる応答特性を有するm(mは2以上の整数)個のにおいセンサを含むにおい測定手段と、
e)前記におい測定手段による前記試料ガスの測定結果及び前記オミッションガスの測定結果を、それぞれ前記m個のにおいセンサの検出出力で形成されるm次元空間における1個のにおいベクトルとして表し、前記試料ガスのにおいベクトルと前記オミッションガスのにおいベクトルの位置関係に基づいて、前記試料ガスと前記オミッションガスの類似性を表す指標値を算出する演算処理手段と
を備えることを特徴とするにおい評価装置。
IPC (2件):
FI (2件):
G01N27/12 A
, G01N30/00 C
Fターム (2件):
引用特許: