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J-GLOBAL ID:201902260797078691   整理番号:19A0160209

太陽フレアにおける彩層Mg II HおよびK線のブルーウィング増強

Blue-wing enhancement of the chromospheric Mg II h and k lines in a solar flare
著者 (9件):
資料名:
巻: 70  号:ページ: 100.1-100.15  発行年: 2018年 
JST資料番号: W2414A  ISSN: 0004-6264  CODEN: PASJA  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: イギリス (GBR)  言語: 英語 (EN)
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著者らはAR12205の協調観測を行い,2014年11月11日に,飛騨天文台において,インタフェース領域画像分光写真器(IRIS)とドームレス太陽望遠鏡(DST)を用いて,Cクラスのフレアを示した。Si IV 1403Å,C II 1335Å,及びIRISからのMg II hとK線,及びDSTからのCa II K,Ca II 8542Å,及びHα線におけるスペクトルデータを用いて,フレアの間の移動フレアカーネルを調べた。Mg IIh線において,フレアカーネルの前縁は,ブルーウィングにおける強度増強と,赤側(H2R)のそれよりも青側ピーク(H2V)のより小さい強度を示した。青方偏移は9~48秒持続し,典型的速度は10.1±2.6km s-1で,高強度と大きな赤方偏移を伴い,Mg II h線で検出された最大51km s-1の速度をもつ。大きな赤方偏移は全ての6つの系統で共通の特性であったが,それに先立つ青方偏移はMg II線のみで見られた。Mg II h線の雲のモデリングは,このようなピーク差を伴うブルーウィング増強が,発色温度(冷たい)上昇流により引き起こされることを示唆した。冷たいプラズマの上昇流が,非熱電子の発色団への深い侵入により,熱プラズマを膨張させることにより上昇するシナリオについて議論した。さらに,青方偏移は,その減衰相の間に,フレアカーネルの前縁においてその後の赤方偏移なしで持続することを見出した。このような長時間持続青方偏移の原因についても議論した。(翻訳著者抄録)
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分類 (1件):
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太陽系一般 
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