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J-GLOBAL ID:201902280501558477   整理番号:19A1176406

選果機を用いた可視-近赤外分光スペクトルによるリンゴ‘ふじ’の内部褐変発生予測

Prediction of Internal Flesh Browning of “Fuji” Apple Using Visible-Near Infrared Spectra Acquired by a Fruit Sorting Machine
著者 (6件):
資料名:
巻: 20  号:ページ: 7-14(J-STAGE)  発行年: 2019年 
JST資料番号: L4409A  ISSN: 1345-7942  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: 日本 (JPN)  言語: 日本語 (JA)
抄録/ポイント:
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2015年および2016年に収穫されたリンゴ‘ふじ’576個の可視-近赤外分光スペクトルをリンゴ用の選果機により取得した.スペクトル取得1ヶ月後に試料の切断面をスキャンし,内部褐変発生の有無を判定した.選果機に搭載されている上部・下部の分光器で取得したスペクトルそれぞれについて,新規に考案した総当たり差吸光度を含む様々な前処理を適用し,partial least squares discriminant analysisにより内部褐変発生の有無を予測するモデルを構築した.上部,下部それぞれについて誤判別率が最小となるモデルを組み合わせた「メタモデル」を構築したところ,誤判別率19.8%,感度88.6%,特異度78.1%の精度で内部褐変発生を予測可能であった.本研究では実際にリンゴの選果施設に導入されている装置を用いた.したがって,本研究の成果は容易に選果現場に応用可能であり,‘ふじ’の付加価値向上に寄与することが期待される.(著者抄録)
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分類 (3件):
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食品の品質  ,  野菜とその加工品  ,  分光分析 
引用文献 (21件):
  • 1) S. Kasai, O. Arakawa; Antioxidant levels in watercore tissue in ‘Fuji’ apples during storage. Postharvest Biol. Technol., 55, 103-107 (2010).
  • 2) G. Zhu, C. Tian; Determining sugar content and firmness of ‘Fuji’ apples by using portable near-infrared spectrometer and diffuse transmittance spectroscopy. J. Food Process. Eng., e12810 (2018).
  • 3) S. Kasai; “Apple storage technology: storage technology to support trust of Aomori apple and its chemistry (Ringo no Chozou Gijutsu: Aomori Ringo no shinrai wo Sasaeru Chozou Gijutsu to sono Kagaku)” (in Japanese). Chem. Chem. Ind., 65, 932-934 (2012).
  • 4) L. Argenta, X. Fan, J. Mattheis; Delaying establishment of controlled atmosphere or CO2 exposure reduces ‘Fuji’apple CO2 injury without excessive fruit quality loss. Postharvest Biol. Technol., 20, 221-229 (2000).
  • 5) M. Okudaira, H. Sasaki; “The influence of 1-MCP on shelf-life quality of apple which ripens in early Autumn or late Autumn” (in Japanese). Tohoku Agric. Res., 57, 163-164 (2004).
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