特許
J-GLOBAL ID:201903005821777288 熱音響機関
発明者:
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出願人/特許権者:
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代理人 (1件):
樋口 俊一
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願2017-231694
公開番号(公開出願番号):特開2019-100615
出願日: 2017年12月01日
公開日(公表日): 2019年06月24日
要約:
【課題】環状配管部に配置された第1原動機にて発生した音響パワーを増幅するために分岐配管部にて複数の第2原動機が直列に配置された熱音響機関において、機関全体の大型化を抑制しつつ、第2原動機による音響パワーの増幅率を高めること。【解決手段】この熱音響機関1では、環状配管部11に配置された第1原動機20は、作動気体の進行波を増幅させる進行波型原動機であり、分岐配管部12に直列に配置された複数の第2原動機30それぞれは、第1原動機20により発生した音響パワーを増幅する進行波型原動機である。分岐配管部12の延在方向位置に対する音響インピーダンス分布において、作動気体の密度をρ、音速をcとしたとき、音響インピーダンス値が1つのインピーダンスピーク範囲内に最大値をとるピーク位置を含み、且つ音響インピーダンス値が3ρc以上となる延在方向位置の範囲内において、複数の第2原動機30が配置される。【選択図】 図2
請求項(抜粋):
作動気体が封入された配管であって、環状の環状配管部と、前記環状配管部の一部である分岐点から分岐して延びる分岐配管部とを備える、配管と、
前記環状配管部に組み込まれた第1原動機であって、蓄熱器と、前記蓄熱器の一端側に隣接配置された高温側熱交換器と、前記蓄熱器の他端側に隣接配置された低温側熱交換器とを備える、第1原動機と、
前記分岐配管部に直列に組み込まれた複数の第2原動機であって、それぞれが、蓄熱器と、前記蓄熱器の一端側に隣接配置された高温側熱交換器と、前記蓄熱器の他端側に隣接配置された低温側熱交換器とを備える、複数の第2原動機と、
を備えた熱音響機関であって、
前記第1原動機は、前記作動気体の音響パワーを増幅させる進行波型原動機であり、
各前記第2原動機は、前記分岐点から前記分岐配管部の他端側に向けて進む前記第1原動機により発生した前記音響パワーを増幅する進行波型原動機であり、
前記分岐配管部に関する、前記分岐配管部の延在方向位置に対する音響インピーダンス分布において、前記作動気体の密度をρ、音速をcとしたとき、音響インピーダンス値が1つのインピーダンスピーク範囲内に最大値をとるピーク位置を含み、且つ、音響インピーダンス値が3ρc以上となる前記延在方向位置の範囲内において、前記複数の第2原動機が配置された、熱音響機関。
IPC (1件): FI (2件):
F25B9/00 Z
, F25B9/00 311
引用特許: 審査官引用 (5件) - 熱音響機関
公報種別:公開公報
出願番号:特願2011-191595
出願人:学校法人東海大学
- 熱音響機関
公報種別:公開公報
出願番号:特願2010-042780
出願人:いすゞ自動車株式会社
- 熱音響機関
公報種別:公開公報
出願番号:特願2012-108833
出願人:本田技研工業株式会社
- 熱音響発電システム
公報種別:公開公報
出願番号:特願2016-068388
出願人:学校法人東海大学, 中央精機株式会社
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特許第6560970号
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