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J-GLOBAL ID：202002224394650807   整理番号：20A2548768

複数プリカーサ発泡過程のプレス加工によるポーラスアルミニウムの接合

Jointing of porous aluminum by press forming of multiple precursors during foaming process

著者 (7件)： 大橋政孝 (群馬大 大学院理工学府) ,  半谷禎彦 (群馬大) ,  天谷賢児 (群馬大) ,  松原雅昭 (群馬大) ,  鈴木良祐 (群馬大) ,  宇都宮登雄 (芝浦工大 工) ,  吉川暢宏 (東大 生産技研)
資料名： 軽金属  (Journal of Japan Institute of Light Metals)
巻： 70  号： 11  ページ： 517-522  発行年： 2020年11月15日 
JST資料番号： F0772A  ISSN： 0451-5994  CODEN： KEIKA6  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 原著論文  発行国： 日本 (JPN)  言語： 日本語 (JA)

抄録/ポイント： ポーラスアルミニウムは軽量で高エネルギー吸収の多機能金属材料である。著者らの以前の研究では,プリカーサの発泡中のプレス成形がポーラスアルミニウムを形成し,一方,そのポーラス構造を維持することを示した。本研究では,複数プリカーサの発泡中のプレス加工によるポーラスアルミニウムの接合を研究した。プリカーサは摩擦撹拌溶接ルートにより作製した。ポーラスアルミニウムの接合と成形を,それらのポーラス構造を維持するプリカーサのプレス成形によって同時に実施した。得られた試料の4点曲げ試験から,接合強度はベースポーラスアルミニウムの強度と同等であることが分かった。複数ポーラスアルミニウム間の接合を妨げるような酸化物膜は,プリカーサの表面で発生する破面では観察されず,一方,多孔性構造が得られ良好に接合していることがわかった。(翻訳著者抄録)

シソーラス用語： *発泡成形 ,  *プレス加工 ,  *多孔質体 ,  *アルミニウム ,  摩擦撹拌溶接 ,  溶接 ,  曲げ試験 ,  電子顕微鏡観察 ,  付着強さ ,  鋳巣 ,  成形 ,  四点曲げ試験

分類 (2件)： プレス加工  (WC04050H) ,  接着  (WC07020V)

引用文献 (14件)：

• 1) J. Banhart and H. W. Seeliger: Adv. Eng. Mater., 14 (2012), 1082-1087.
• 2) 金武直幸,小橋 眞:軽金属,62(2012),122-134.
• 3) F. García-Moreno: Materials, 9 (2016), 85.
• 4) 西 誠治,槙井浩一,有賀康博,濱田 猛,内藤純也,三好鉄二:R&D神戸製鋼技報 <b>54</b>(2004),89-94.
• 5) 門井浩太,中江秀雄:鋳造工学 82(2010),149-156.

タイトルに関連する用語 (5件)： プリカーサ ,  発泡過程 ,  プレス加工 ,  ポーラス ,  アルミニウム