抄録/ポイント:
抄録/ポイント
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スギ(Cryptomeria japonica D.Don)心材を含浸形又は造膜形塗料で塗装した試験片と無塗装試験片を用意し,屋外暴露試験と放射照度の異なる3種類の促進耐候性試験に供した。促進耐候性試験はJIS K5600-7-7(キセノンランプ法,方法1,サイクルA)に基づき,人工太陽光の放射照度を通常の60W/m
2にした試験と,105W/m
2(1.75倍)および150W/m
2(2.50倍)にした試験を行った。各試験において,耐候性指標として色差,撥水度,光沢度を測定した。放射照度を高めることで各耐候性指標の変化は加速されたが,その加速効果は,塗装の種類や耐候性指標によって異なることが明らかになった。いずれの促進耐候性試験でも,色差,撥水度,光沢度の変化傾向は屋外暴露試験の変化傾向から大きな逸脱は無かった。(著者抄録)