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J-GLOBAL ID：202002253835034517   整理番号：20A1667861

超臨界流体の食品・飲料への応用

著者 (5件)： 後藤元信 (名古屋大 大学院工学研究科) ,  本田真己 (名城大 理工) ,  根路銘葉月 (超臨界技術センター) ,  田中雅裕 (超臨界技術センター) ,  福里隆一 (超臨界技術センター)
資料名： 日本食品工学会誌  (Japan Journal of Food Engineering)
巻： 21  号： 1  ページ： A.7-A.11  発行年： 2020年03月15日 
JST資料番号： L4409A  ISSN： 1345-7942  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 解説  発行国： 日本 (JPN)  言語： 日本語 (JA)

抄録/ポイント： ・超臨界二酸化炭素は無極性に近い溶媒であり,高分子量の分子や極性の高い分子は溶解度が低く,抽出に当たっては分子間相互作用を増加させるエタノールや水などのエントレーナ添加の場合。
・固体からの抽出の例では,コーヒー生豆からの脱カフェインプロセスが実用化されて以来,ビール製造のためのホップエキスの抽出等。
・抽出物が目的でなく,食品ほかの不純物除去に利用される例もあり,米からの農薬除去や天然コルクからのトリクロロアニソール除去等。
・植物起源のカロチノイドは,酸化防止作用を有し,色素として化粧品や食品に広い用途。
・超臨界二酸化炭素抽出は,体内吸収や酸化防止に優れたシス体を効率的に抽出するため有効で,ここでは熱帯果実果皮からのリコピン抽出の例。

シソーラス用語： *超臨界流体 ,  超臨界二酸化炭素 ,  *超臨界流体抽出 ,  添加剤 ,  水 ,  コーヒー豆 ,  ホップエキス ,  *カロチノイド ,  酸化防止 ,  植物色素 ,  除去 ,  不純物 ,  異性体 ,  分離 ,  食品成分 ,  食品加工 ,  脂肪族アルコール ,  ラクタム ,  中枢興奮薬 ,  ウレア化合物
準シソーラス用語： *超臨界二酸化炭素抽出 ,  エントレーナ ,  不純物除去 ,  異性体分離 ,  機能性成分

分類 (2件)： 食品製造・加工・保蔵法一般  (FJ03010M) ,  抽出  (XD02030B)

物質索引 (2件)： エタノール ,  カフェイン

タイトルに関連する用語 (4件)： 超臨界流体 ,  食品 ,  飲料 ,  応用