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J-GLOBAL ID:202002255767218732   整理番号:20A1628901

小学校家庭科教科書における鍋による炊飯加熱過程の表現に対する教員志望大学生の理解

Understanding of the Heating Process Description of Rice-Cooking in a Pot on a Stovetop, Appearing on Elementary Home Economics Textbooks: A Survey among Prospective School Teachers in the University
著者 (12件):
資料名:
巻: 53  号:ページ: 114-126(J-STAGE)  発行年: 2020年 
JST資料番号: Y0637A  ISSN: 1341-1535  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: 日本 (JPN)  言語: 日本語 (JA)
抄録/ポイント:
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小学校教員志望学生を対象に,家庭科教科書における鍋による炊飯(鍋炊飯)の加熱過程の表現に対する理解の程度や難易の感じ方を調査した。「火加減の調節」では強火と比べ中火と弱火の調整を難しく感じていた。「加熱時間の調整」では,幅のある加熱時間の表記に難しさを感じていた。学生の大半は教科書に示された「炊飯の状態」の表現を参考に火加減の調節をするとよいと答えたが,最も判断に困ったのも「炊飯の状態」であった。「水が引く」の馴染みのない表現や,「吹きこぼれない程度」のように経験しないと分からない事象,音やにおいに頼った判断に不安を感じていた。ガラス鍋と文化鍋の使用目的や特性,「炊飯の状態」の判断の仕方の違いを区別して示す必要があると考えられた。児童に鍋炊飯を実習指導することは,「学生の鍋炊飯に対する経験不足」,「児童が判断することの難しさ」,「授業運営の難しさ」の3要因が重なり,約90%の学生が難しいと考えていた。(著者抄録)
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分類 (2件):
分類
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食品一般  ,  穀類とその製品一般 
引用文献 (48件):
  • 1) 文部科学省 (2008),小学校学習指導要領 家庭科 (平成20年6月),http://www.mext.go.jp/a_menu/shotou/new-cs/youryou/syo/katei.htm,(2019/6/12)
  • 2) 文部科学省 (2008),「小学校学習指導要領解説 家庭編 (平成20年6月)」,p. 41,http://www.mext.go.jp/component/a_menu/education/micro_detail/__icsFiles/afieldfile/2009/06/16/1234931_009.pdf,(2019/ 6/12)
  • 3) 内野紀子,鳴海多恵子,石井克枝,櫻井純子 (2015),「小学校 わたしたちの家庭科5・6」,開隆堂,東京,p. 9,pp. 46-47
  • 4) 渡邊彩子 (2015),「新しい家庭5・6」,東京書籍,東京,p. 10,pp. 30-31
  • 5) 内野紀子,鳴海多恵子,石井克枝,櫻井純子 (2015),「わたしたちの家庭科5・6 学習指導書 教科書解説編」,開隆堂,東京,pp. 52-53
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