特許
J-GLOBAL ID:202003019173374328

光周波数・位相の自動安定化装置

発明者:
出願人/特許権者:
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願2019-102471
公開番号(公開出願番号):特開2020-198340
出願日: 2019年05月31日
公開日(公表日): 2020年12月10日
要約:
【課題】レーザ光の光周波数・位相フィードバック制御において、目標外のロックポイントへの再ロックを防止する。【解決手段】レーザ光周波数制御装置は、光受光器の出力に基づいて、レーザ光周波数のロックポイントに対する誤差信号を生成する誤差信号生成部4a、第1積分器を含む従来型フィードバック回路4c、第1積分器より時定数が大きい第2積分器4dを備えている。誤差信号がロックポイントの前後でピーク値を示す周波数に基づいて引き込み範囲を設定し、レーザ光周波数がこの引き込み範囲内にあるときは、従来型フィードバック回路4cによるフィードバック制御を行う。レーザ光周波数が引き込み範囲を外れたときは、従来型フィードバック回路4cに基づく制御量をゼロにリセットし、第2積分器4dの積分値のみを用いて、制御量を引き込み範囲を外れる直前の出力値に維持する。【選択図】図7
請求項(抜粋):
レーザ光周波数を予め定めたロックポイントにフィードバック制御するレーザ光周波数制御装置であって、 受光器あるいは位相比較器の出力に基づいて、前記レーザ光周波数の前記ロックポイントに対する誤差信号を生成する誤差信号生成部と、 前記ロックポイントの前後にロック引き込み範囲を設定し、前記レーザ光周波数が前記ロック引き込み範囲内にあるときは、前記誤差信号がゼロになるようフィードバック制御を行うフィードバック制御装置と、 前記フィードバック制御装置が備える第1積分器より大きい時定数を用いて前記フィードバック制御装置が出力する制御量を積分する第2積分器とを備え、 前記レーザ光周波数が前記ロック引き込み範囲を外れたときは、前記フィードバック制御装置による制御量をゼロにリセットしてフィードバック制御を停止するとともに、前記第2積分器の積分値に用いて、前記ロック引き込み範囲を外れる直前の制御量に維持し、 前記レーザ光周波数が前記ロック引き込み範囲内に復帰したときに、前記第2積分器が維持した制御量からフィードバック制御を再開するようにしたことを特徴とするレーザ光の周波数制御装置。
IPC (2件):
H01S 3/137 ,  H01S 3/00
FI (2件):
H01S3/137 ,  H01S3/00 G
Fターム (5件):
5F172NN24 ,  5F172NP04 ,  5F172NP18 ,  5F172NQ01 ,  5F172ZA02
引用特許:
審査官引用 (8件)
  • 特開昭58-052891
  • 波長安定化光源
    公報種別:公開公報   出願番号:特願平6-032361   出願人:富士通株式会社
  • 周波数安定化光源
    公報種別:公開公報   出願番号:特願平11-061724   出願人:アンリツ株式会社
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引用文献:
審査官引用 (1件)
  • Sub-Doppler laser spectroscopy of molecular iodine at 578 nm

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