特許

J-GLOBAL ID：202203001654523341

精神神経活動推定装置

発明者： 白間 綾 ,  信川 創 ,  高橋 哲也 ,  戸田 重誠
出願人/特許権者： 国立研究開発法人国立精神・神経医療研究センター ,  国立大学法人福井大学 ,  学校法人千葉工業大学 ,  学校法人昭和大学
代理人 (1件)： 特許業務法人信友国際特許事務所
公報種別：公開公報
出願番号（国際出願番号）：特願2020-168949
公開番号（公開出願番号）：特開2022-061146
出願日： 2020年10月06日
公開日（公表日）： 2022年04月18日
要約：

【課題】少ない演算量で高速かつ高い精度で、患者または被験者に対する精神疾患の罹患可能性や重症度を推定することができる、精神神経活動推定装置を提供する。 【解決手段】精神神経活動推定装置は、被験者または患者の瞳孔径データ列から、瞳孔径平均値、瞳孔径因果性、瞳孔径複雑性の、3つのスカラ値を算出して、学習アルゴリズムに基づく分類器または回帰器に投入する。これにより精神神経活動推定装置は、被験者または患者の精神疾患罹患可能性、あるいは精神疾患の重症度を、極めて客観的に推定することが可能になる。 【選択図】図3

請求項（抜粋）：

被験者または患者の左右の目の瞳孔径を連続的に計測した左右瞳孔径データから、瞳孔径の平均値を算出する瞳孔径平均演算処理部と、 前記左右瞳孔径データから、瞳孔径の変動パターンの規則性を算出する瞳孔径複雑性演算処理部と、 前記左右瞳孔径データから、左右の瞳孔径の因果性を算出する瞳孔径因果性演算処理部と、 前記瞳孔径平均演算処理部が出力する瞳孔径平均値と、前記瞳孔径因果性演算処理部が出力する瞳孔径因果性と、前記瞳孔径複雑性演算処理部が出力する瞳孔径複雑性に基づいて、前記被験者または患者の複数の精神疾患における罹患率及び/または重症度を出力する精神疾患推定処理部と を具備する、精神神経活動推定装置。

IPC (3件)：

A61B 10/00 ,  A61B 3/11 ,  G16H 50/20

FI (3件)：

A61B10/00 H ,  A61B3/11 ,  G16H50/20

Fターム (3件)：

4C316AA28 ,  4C316AA30 ,  5L099AA04

引用特許：

出願人引用 (2件)

• 人工知能およびユーザ入力を用いて発達進度を判定するための方法および装置
  公報種別：公表公報   出願番号：特願2018-527844   出願人：コグノア,インコーポレイテッド
• 薬物使用、薬物乱用および昏睡、核間性眼筋麻痺、注意欠陥多動性障害(ADHD)、慢性外傷性脳症、統合失調症スペクトラム障害、およびアルコール摂取を診断、評価、または定量化するための方法およびキット
  公報種別：公表公報   出願番号：特願2017-506402   出願人：ニューヨークユニバーシティ

審査官引用 (3件)

• 健康管理支援システム
  公報種別：公開公報   出願番号：特願2014-004141   出願人：オムロン株式会社
• 毒性及び神経生理性を判定するために瞳孔画像をキャプチャ及び分析するシステム及び方法
  公報種別：公表公報   出願番号：特願2020-527855   出願人：ピューピルスキャンコーポレイション
• 脳機能検査方法及びその装置
  公報種別：公開公報   出願番号：特願2000-327763   出願人：松下電工株式会社