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J-GLOBAL ID:200903067159768280

使用済み酸化物燃料の再処理方法

Inventor:
Applicant, Patent owner:
Agent (4): 波多野 久 ,  関口 俊三 ,  猿渡 章雄 ,  古川 潤一
Gazette classification:公開公報
Application number (International application number):2004135966
Publication number (International publication number):2005315790
Application date: Apr. 30, 2004
Publication date: Nov. 10, 2005
Summary:
【課題】使用済み酸化物燃料の溶融塩電解による再処理における脱被覆工程において、燃料被覆管が使用済み燃料中に混入することを防ぐことのできる使用済み酸化物燃料の再処理方法を提供する。【解決手段】使用済み酸化物燃料を含む燃料棒を炭素と塩素を用いてカーボクロリネーション処理する工程S101、転換された使用済み酸化物燃料の塩化物を溶融塩に投入して溶解する投入工程S102、溶融塩に浸漬された固体陰極を用いて電解し、使用済み酸化物燃料に含まれる貴金属を固体陰極の表面に析出回収する貴金属電解除去工程S103、貴金属を除去した後の溶融塩に浸漬された固体陰極を用いて、混合ガスを吹きこみながら電解し、使用済み酸化物燃料に含まれる一部の酸化ウランを固体陰極の表面に析出回収するウラン電解回収工程S104、溶融塩に浸漬された固体陰極を用いて混合ガスを吹きこみながら電解し、酸化ウランと酸化プルトニウムを析出回収するMOX電解回収工程S105を備える。【選択図】 図1
Claim (excerpt):
使用済み酸化物燃料から核物質と核分裂生成物を回収し、回収した前記核物質を再使用するための使用済み酸化物燃料再処理方法において、 前記使用済み酸化物燃料を含む燃料棒を炭素と塩素とを用いてカーボクロリネーション処理し、前記使用済み酸化物燃料以外の燃料棒構成材を揮発除去するとともに、前記使用済み酸化物燃料を塩化物に転換するカーボクロリネーション工程と、 このカーボクロリネーション工程で転換された前記使用済み酸化物燃料の塩化物を溶融塩に投入して溶解させる投入工程と、 前記溶融塩に浸漬された固体陰極を用いて電解し、前記使用済み酸化物燃料に含まれる貴金属を前記固体陰極の表面に析出回収して、前記溶融塩中から前記貴金属を除去する貴金属電解除去工程と、 この貴金属電解除去工程で前記貴金属を除去した後の溶融塩に浸漬された固体陰極を用いて、塩素ガスと酸素ガスと不活性ガスとの混合ガスを吹きこみながら電解し、前記使用済み酸化物燃料に含まれる一部の酸化ウランを前記固体陰極の表面に析出回収するウラン電解回収工程と、 このウラン電解回収工程で前記貴金属を除去した後の前記溶融塩に浸漬された固体陰極を用いて、塩素ガスと酸素ガスと不活性ガスとの混合ガスを吹きこみながら電解し、前記使用済み酸化物燃料に含まれる酸化ウランと酸化プルトニウムとを前記固体陰極の表面に析出回収するMOX電解回収工程と、 を有することを特徴とする使用済み酸化物燃料再処理方法。
IPC (2):
G21C19/44 ,  G21C19/34
FI (3):
G21C19/44 L ,  G21C19/44 H ,  G21C19/34 B
Patent cited by the Patent:
Cited by applicant (2) Cited by examiner (9)
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