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J-GLOBAL ID：201002276199469990   整理番号：10A0769504

ステロール調節エレメント結合蛋白質2と核因子Yは,ヒトのファルネシル二リン酸シンターゼの発現を調節し,肝芽腫細胞における細胞増殖に影響する

Sterol-regulatory-element-binding protein 2 and nuclear factor Y control human farnesyl diphosphate synthase expression and affect cell proliferation in hepatoblastoma cells

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著者 (12件)： ISHIMOTO Kenji (Osaka Univ., Osaka, JPN) ,  TACHIBANA Keisuke (Osaka Univ., Osaka, JPN) ,  HANANO Ikuko (Osaka Univ., Osaka, JPN) ,  YAMASAKI Daisuke (Osaka Univ., Osaka, JPN) ,  NAKAMURA Hiroki (Osaka Univ., Osaka, JPN) ,  KAWAI Megumi (Osaka Univ., Osaka, JPN) ,  URANO Yasuomi (Univ. Tokyo, Tokyo, JPN) ,  TANAKA Toshiya (Univ. Tokyo, Tokyo, JPN) ,  HAMAKUBO Takao (Univ. Tokyo, Tokyo, JPN) ,  SAKAI Juro (Univ. Tokyo, Tokyo, JPN) ,  KODAMA Tatsuhiko (Univ. Tokyo, Tokyo, JPN) ,  DOI Takefumi (Osaka Univ., Osaka, JPN)
資料名： Biochemical Journal  (Biochemical Journal)
巻： 429  号： 2  ページ： 347-357  発行年： 2010年07月15日 
JST資料番号： B0205A  ISSN： 0264-6021  CODEN： BIJOAK  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 原著論文  発行国： イギリス (GBR)  言語： 英語 (EN)

抄録/ポイント： Huh7肝芽腫細胞株におけるファルネシル二リン酸シンターゼ(FDPS)の発現調節を調べたところ,ステロールの欠乏がFDPSの発現を誘導することがわかった。FDPSのプロモーター活性が,細胞内ステロールレベルによって調節されていること,この転写調節にはステロール調節エレメント結合蛋白質2(SRBP-2)と核因子Yが関わっていることも見いだした。SRBP-2と核因子YはFDPSプロモーターのcisエレメントに結合し,SRBP-2や核因子Yのノックダウンは,FDPSの発現を低下させた。また,Huh7細胞の増殖がステロールに依存し,SRBP-2と核因子Yによって誘導されるFDPSは細胞増殖を促進した。ゾレドロン酸の薬理学的作用が,この経路に関わっていることも推察できた。

シソーラス用語： ステロール ,  腫瘍細胞 ,  培養細胞 ,  *アルキル(アリール)トランスフェラーゼ ,  遺伝子発現 ,  プロモーター領域 ,  *DNA結合タンパク質 ,  *転写因子 ,  タンパク質結合 ,  細胞増殖 ,  結合部位 ,  Huh-7細胞 ,  *NF-Y ,  *ステロール調節エレメント結合タンパク質2 ,  転写調節 ,  遺伝子発現調整 ,  *ゲラニル-trans-トランスフェラーゼ ,  分子遺伝現象 ,  遺伝
準シソーラス用語： 遺伝的調節 ,  *ファルネシル二リン酸シンターゼ ,  遺伝子発現調節

分類 (4件)： 生物学的機能  (EB03040U) ,  遺伝子発現  (EC02040Q) ,  その他の薬物の基礎研究  (GW23010K) ,  細胞生理一般  (EF02010S)

物質索引 (1件)： ゾレドロン酸

タイトルに関連する用語 (8件)： ステロール調節エレメント結合蛋白質2 ,  核因子Y ,  ヒト ,  ファルネシル二リン酸シンターゼ ,  調節 ,  肝芽腫 ,  細胞 ,  細胞増殖