特許
J-GLOBAL ID:200903071671799801
有機無機ハイブリッド系多孔質体の製造方法
発明者:
出願人/特許権者:
,
,
代理人 (1件):
喜多 俊文
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願2004-102654
公開番号(公開出願番号):特開2005-290033
出願日: 2004年03月31日
公開日(公表日): 2005年10月20日
要約:
【課題】狭い細孔径分布から成るメソ細孔に加えて、精密に制御されたマクロ細孔を併せ持つ有機無機ハイブリッド組成からなる、分離媒体に適した多孔材料を製造することのできる新しい製造方法の提供。【解決手段】ゾル-ゲル反応触媒成分を含む水溶液に非加水分解性の有機官能基と加水分解性の官能基の両方を有する低分子化合物を添加して得られる出発溶液から、マクロ細孔となる溶媒リッチ相を含むゲルをゾル-ゲル法によって作製し、ついで加水分解によってアンモニアを発生する低分子化合物を含む水溶液中密閉条件で加熱して熟成を行い、ついで乾燥によって溶媒を除去し、さらに熱分解などにより相分離誘起成分を除去する。【選択図】 図1
請求項(抜粋):
メソ細孔に加えてマクロ細孔を併せ持つ有機無機ハイブリッド系多孔質体を製造する方法であって、
(i) ゾル-ゲル反応触媒成分を含有する水溶液に、相分離誘起成分として水溶性高分子あるいは両親媒性物質を溶かして均一溶液を調製する工程、
(ii) 該均一溶液に、非加水分解性の有機官能基と加水分解性の官能基の両方を有する低分子化合物を添加しゾル-ゲル反応を行わせて、溶媒に富む溶媒リッチ相と、ゾル-ゲル反応により前記低分子化合物から生成した有機無機ハイブリッド重合体であって、前記水溶性高分子あるいは両親媒性物質から成る相分離誘起成分の表面上に固着した有機無機ハイブリッド重合体に富む骨格相とから成る、連続した3次元網目構造のゲルを形成する工程、
(iii) 該ゲルを加水分解してアンモニア生じる化合物を含む水溶液に浸漬し、密閉状態で加熱することによって水熱条件で熟成を行う工程、
(iv) 該ゲルを乾燥して前記溶媒リッチ相から溶媒を蒸発除去することによりマクロ細孔を形成する工程、および
(v) 乾燥後のゲルから熱分解または抽出により前記相分離誘起成分を除去することにより前記骨格相内にメソ細孔を形成する工程。
を含むことを特徴とする方法。
IPC (1件):
FI (1件):
Fターム (28件):
4J246AA03
, 4J246BA12X
, 4J246BA120
, 4J246BB02X
, 4J246BB020
, 4J246BB022
, 4J246BB14X
, 4J246BB141
, 4J246CA640
, 4J246CA680
, 4J246CA760
, 4J246FA071
, 4J246FA621
, 4J246FA651
, 4J246FB041
, 4J246FB051
, 4J246FB081
, 4J246FB211
, 4J246FC051
, 4J246FD06
, 4J246FD09
, 4J246FE18
, 4J246FE22
, 4J246FE23
, 4J246FE34
, 4J246GB18
, 4J246GB22
, 4J246HA70
引用特許:
出願人引用 (1件)
審査官引用 (6件)
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