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J-GLOBAL ID:201702232038904187   整理番号:17A0880662

Fe(II)酸化における異地性と原地性溶存有機物の重要性:志津川湾流域における事例研究【Powered by NICT】

Importance of allochthonous and autochthonous dissolved organic matter in Fe(II) oxidation: A case study in Shizugawa Bay watershed, Japan
著者 (8件):
資料名:
巻: 180  ページ: 221-228  発行年: 2017年 
JST資料番号: E0843A  ISSN: 0045-6535  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: イギリス (GBR)  言語: 英語 (EN)
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溶存酸素による第一鉄(Fe[II])酸化はFe(II)酸化に及ぼす溶存有機物質(DOM)特性の影響に特に注意を払って志津川湾流域で検討した。DOM組成の広いスペクトルをカバーするために,水試料は淡水(例えば,河川水と廃水処理排水)と沿岸海水を含む種々の水源から収集した。25°Cで暗所,空気飽和条件下でルミノール化学ルミネセンスを用いてナノモルFe(II)酸化の測定は二次速度定数(6.7 74.5 M~ 1 s~ 1)の空間的・時間的変動は試料のpH(7.5 8.6)の変化によって部分的に説明されることを示した。しかし,同程度のpH値で,淡水の酸化速度は沿岸海水のそれよりも一般的に大きかった。フミン質(異地性)DOMの除去後の酸化速度定数の実質的な減少は,この疎水性DOMは淡水試料中のFe(II)酸化を促進する重要な因子であることを示唆した。淡水および有機配位子フリー海水と比較して沿岸海水に対して観察された低い酸化速度は微生物由来の原地性DOMと関連しているし,一定pHでのFe(II)酸化の変化は,天然水中の原地性および異地性DOMの割合であることを蛍光指数により良く記述された。一貫して,Fe(II)酸化は,植物プランクトンの細胞浸出液の存在下で遅いことが分かった。本研究は,内陸水と沿岸水中のFe(II)酸化に及ぼすDOM組成の顕著な影響を明らかにした。Copyright 2017 Elsevier B.V., Amsterdam. All rights reserved. Translated from English into Japanese by JST.【Powered by NICT】
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分類 (2件):
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重金属とその化合物一般  ,  その他の汚染原因物質 

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