特許
J-GLOBAL ID:201503004853062129
モデル細胞チップ、モデル細胞チップによる薬効評価装置、および薬効評価方法
発明者:
,
,
,
,
,
,
出願人/特許権者:
代理人 (3件):
小林 浩
, 藤田 尚
, 鈴木 康仁
公報種別:特許公報
出願番号(国際出願番号):特願2009-519241
特許番号:特許第5786146号
出願日: 2008年06月06日
請求項(抜粋):
【請求項1】 基板、
該基板上に配置された心筋細胞集団保持領域にあって、安定した拍動を行うペースメーカーとして機能する複数個の心筋細胞を含む該心筋細胞集団であって、前記心筋細胞保持領域が複数の細胞保持部(CHG)を備え、該細胞保持部(CHG)の各々が該複数個の心筋細胞の1つを保持する、心筋細胞集団、
前記心筋細胞集団保持領域に隣接して前記基板上に配置されたhERG発現細胞保持領域であって、1つのhERG発現細胞を保持する細胞保持部(CH1)を含み、該1つのhERG発現細胞が、前記心筋細胞集団の前記細胞保持部(CHG)の1つの心筋細胞とインタラクションが可能なように構成され、前記心筋細胞集団の拍動が、前記hERG発現細胞に伝達するように構成されている、hERG発現細胞保持領域、
前記心筋細胞集団および前記hERG発現細胞の周囲を囲む前記基板上に形成された壁であって、該壁で囲われた領域が細胞培養液で満たされている、壁、
前記心筋細胞集団保持領域の1つの前記細胞保持部(CHG)に設けられ、前記複数個の心筋細胞の一つが載置されている第1の微小電極、
前記hERG発現細胞の細胞保持部に設けられ、前記hERG発現細胞が載置されている第2の微小電極、
前記壁で囲われた領域内に設けられた比較電極、ならびに
前記第1および第2の微小電極のそれぞれに接続された引き出し線および前記比較電極に接続された引き出し線、
を備え、
前記第1の微小電極によって計測された前記心筋細胞の細胞電位により前記心筋細胞集団が安定した拍動を行いペースメーカーとして機能することが確認され、前記第2の微小電極によって計測された前記hERG発現細胞の細胞電位により前記hERG発現細胞保持領域に薬剤が添加された際に前記薬剤の影響による前記hERG発現細胞の細胞電位の変化が確認され、前記hERG発現細胞に対する前記薬剤の毒性が、前記第2の微小電極によって計測された前記hERG発現細胞の細胞電位の信号強度の低下として評価され得るように構成された、薬効を評価するため、または薬剤の心筋毒性を検査するためのチップ。
IPC (5件):
C12M 3/00 ( 200 6.01)
, C12M 1/34 ( 200 6.01)
, C12Q 1/06 ( 200 6.01)
, G01N 27/28 ( 200 6.01)
, G01N 27/416 ( 200 6.01)
FI (6件):
C12M 3/00 Z
, C12M 1/34 A
, C12Q 1/06
, G01N 27/28 301 Z
, G01N 27/46 386 Z
, G01N 27/28 P
引用特許:
引用文献:
前のページに戻る