抄録/ポイント: 抄録/ポイント
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人間の顔の向きに着目し,その変化(首振り支持)に協調してロボットが軌道生成を行うシステムを提案した。顔の向きによる首の運動を指示命令とし,ロボットがその首の運動に協調して追従するように動作することを可能とすることにより,ロボットの動作中の速度,軌道を上肢が不自由な支持者でも直接調整することが可能となり,人間にとって肉体的,心理的負担の小さい操作方法が実現することが期待できる。システムでは,人間の首振り指示による指示点に対して”感性伝達関数”を導入して,人間の行う指示動作を滑らかなものに変換し,ロボットの動作目標点を生成している。人間とロボットの位置関係・運動方向に応じて”感性伝達関数”の固有周波数の値を調整できるようにした。人間の近傍で適切な”感性伝達関数”のパラメータを設定することで,人間にとって使いやすく,心理・感性に受け入れられる動作を実現できることを明らかにした。