抄録/ポイント:
抄録/ポイント
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レタス,コマツナ,ホウレンソウを試料として,有機および慣行栽培された各野菜の官能評価試験を実施し,次のような結果を得た。1)生のレタスでは栽培法の違いによる差は認められなかった。2)加熱調理後のコマツナでは,有機が慣行に比べて甘味が強く,味の総合評価も好まれた(p<0.05)。また,栽培法の違いよりも,品種間差が大きいことが示された。3)加熱調理後のホウレンソウでは,慣行が有機に比べ色が濃く,外観の総合評価も好まれた(p<0.01)。4)レタス,コマツナ,ホウレンソウともに,総合評価との関連が最も強かった項目は「味」であった。また「味の総合評価」と最も関連が強かった項目は「後味」であった。本論文データの多くはビタミンC研究委員会(平成14,15年於お茶の水女子大学)で発表したものである。(著者抄録)