特許
J-GLOBAL ID:200903001601201579

車両の物体検知装置

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (2件): 落合 健 ,  仁木 一明
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願2002-302870
公開番号(公開出願番号):特開2004-138479
出願日: 2002年10月17日
公開日(公表日): 2004年05月13日
要約:
【課題】FM-CW波を用いた物体検知装置において、移動体と路側物とを容易かつ確実に識別できるようにする。【解決手段】FM-CW波を用いた物体検知装置において、ガードレールのような路側物からの反射波の検知ピークに対応する点f1〜f4と、先行車のリフレクタのような移動体からの反射波の検知ピークに対応する点m1,m2とを、自車の前方の道路形状と共に二次元座標上に表示する。点f1〜f4,m1,m2のうちから、道路形状に沿うように配置された点f1〜f4は路側物からの反射波によるものであると判断し、それらの点f1〜f4を除外した残りの点m1,m2を用いて物体の距離および相対速度を算出することにより、路側物を含まぬ移動体だけを検知することが可能となる。【選択図】 図5
請求項(抜粋):
FM-CW波を送信して該FM-CW波の物体からの反射波を受信する送受信手段(6)と、 送信波および受信波を混合してビート信号を生成するミキサ(7)と、 ミキサ(7)で得られたビート信号を周波数分析する周波数分析手段(13)と、 周波数分析手段(13)による上昇側および下降側の周波数分析結果に基づき得られたピーク信号のうち、検知閾値以上のピーク信号を検知ピークとして判定する検知ピーク判定手段(14)と、 検知ピーク判定手段(14)で得られた上昇側および下降側の検知ピークに基づいて物体との距離および物体との相対速度の少なくとも一方を算出する物体検知手段(15)と、 を備えた車両の物体検知装置において、 自車の進行軌跡を予測する進行軌跡予測手段(16)と、 予測された自車の進行軌跡に基づいて検知ピークのうちの少なくとも一部を路側物による検知ピークであると判定する路側物ピーク判定手段(17)とを備え、 物体検知手段(15)は、路側物ピーク以外の検知ピークに基づいて物体との距離および物体との相対速度の少なくとも何れかを算出することを特徴とする車両の物体検知装置。
IPC (2件):
G01S13/93 ,  G01S13/34
FI (2件):
G01S13/93 Z ,  G01S13/34
Fターム (10件):
5J070AB17 ,  5J070AC02 ,  5J070AC06 ,  5J070AE01 ,  5J070AF03 ,  5J070AH14 ,  5J070AH25 ,  5J070AK22 ,  5J070BF09 ,  5J070BF22
引用特許:
審査官引用 (11件)
  • レーダ装置
    公報種別:公開公報   出願番号:特願平10-012580   出願人:本田技研工業株式会社
  • 電気自動車の制御装置
    公報種別:公開公報   出願番号:特願2000-377723   出願人:科学技術振興事業団
  • 車両用レーダ装置
    公報種別:公開公報   出願番号:特願平9-021745   出願人:トヨタ自動車株式会社
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