特許
J-GLOBAL ID:200903002883517693

連続鋳造方法および連続鋳造機

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 広瀬 章一
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平10-165289
公開番号(公開出願番号):特開平11-347701
出願日: 1998年06月12日
公開日(公表日): 1999年12月21日
要約:
【要約】【課題】 従来のいずれの技術によっても、鋳片の幅方向の全域に関して中心偏析を防止することができなかった。【解決手段】 溶鋼を浸漬ノズル17から連続鋳造鋳型11に注入して内部に未凝固部24b を有する鋳片24とし、鋳片24を、鋳片厚さ方向に関する間隔が徐々に増加するように連続鋳造鋳型11の下方に鋳片引抜き方向に関して10組連設されたガイドロール対13により、冷却しながら鋳片厚さ方向にバルジングさせた後、バルジングを生じた鋳片24の凝固完了点26b の直前で3組の圧下ロール対14により、鋳片厚さ方向に、バルジングの量に略相当する圧下量の大圧下を行う連続鋳造方法において、連続鋳造鋳型11に電磁制動装置12を配置して連続鋳造鋳型11の内部に静磁場を設定することにより、圧下を行う圧下位置における鋳片24の未凝固部24b の厚さ分布を、鋳片幅方向に均一にするか、または鋳片幅方向端部側が鋳片幅方向中央部よりも小さくする。
請求項(抜粋):
溶融金属を浸漬ノズルから連続鋳造鋳型に注入して内部に未凝固部を有する鋳片とし、当該鋳片を、鋳片厚さ方向に関する間隔が徐々に増加するように前記連続鋳造鋳型の下方に鋳片引抜き方向に関して1組または複数組連続して設置されたガイドロール対により、冷却しながら鋳片厚さ方向にバルジングさせた後、バルジングを生じた前記鋳片の凝固完了点の直前で少なくとも1組の圧下ロール対により、前記鋳片厚さ方向に、前記バルジングの量に略相当する圧下量の大圧下を行う連続鋳造方法において、前記連続鋳造鋳型の内部に静磁場を設定することにより、前記大圧下を行う圧下位置における前記連続鋳造鋳片の未凝固部厚さ分布を、鋳片幅方向に均一にするか、または鋳片幅方向端部側を鋳片幅方向中央部よりも小さくすることを特徴とする連続鋳造方法。
IPC (4件):
B22D 11/20 ,  B22D 11/10 ,  B22D 11/128 350 ,  B22D 11/22
FI (4件):
B22D 11/20 C ,  B22D 11/10 L ,  B22D 11/128 350 A ,  B22D 11/22 B
引用特許:
出願人引用 (15件)
全件表示

前のページに戻る