特許
J-GLOBAL ID:200903003044023037

自動車のサイドエアバッグ装置

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 村田 実
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平10-190007
公開番号(公開出願番号):特開2000-016223
出願日: 1998年07月06日
公開日(公表日): 2000年01月18日
要約:
【要約】【課題】脆弱部を有するシート表皮材が展開されるエアバッグによって大きく伸び変形するのを、低伸長部材によって効果的に防止する。【解決手段】シートバック2の側端部2L部分におけるシート表皮材32にスリット21aが形成されて、縫合によってスリット21aが閉じられている。側端部2L内のエアバッグユニットUから膨張されるエアバッグ13が、スリット21aを通してシート外部へと展開される。表皮材32とその裏面側にあるクッション部材31との間に、表皮材32よりも低伸長とされた低伸長部材部材51、52が配設される。クッション部材31には、エアバッグユニットUよりも内側方寄りにおいて、その表面側と裏面側とを連通するスリット31cが形成されている。スリット31cの後方つまり裏面側には、シート補強部材43aが位置されている。一方の低伸長部材51が、スリット31cを通るように配設されている。各低伸長部材51は、その一端部が脆弱部21付近において表皮材32に結合され、その他端部が補強部材43aに結合されている。
請求項(抜粋):
シートの側端部における表皮材に脆弱部が形成されると共に、該脆弱部に対応して該側端部内にエアバッグユニットが配設され、該エアバッグユニットから展開されるエアバッグが前記脆弱部を破断してシート外部へと展開されるようにした自動車のサイドエアバッグ装置において、前記表皮材とその裏面側に配設されたクッション部材との間において、該表皮材よりも低伸長とされた低伸長部材が配設され、前記低伸長部材は、展開されるエアバッグによって前記表皮材が伸長される方向に沿って配設され、前記クッション部材には、前記エアバッグユニットよりもシートの内側方寄りの位置において、その表面側と裏面側とを連通させるスリットが形成され、前記脆弱部よりもシートの内側方寄りに位置される前記低伸長部材が、前記スリットを通るように配設されて、その一端部が前記脆弱部付近において前記表皮材に結合されると共に、その他端部が該スリットの裏面側に位置するシート補強部材に結合されている、ことを特徴とする自動車のサイドエアバッグ装置。
IPC (2件):
B60R 21/22 ,  B60N 2/42
FI (2件):
B60R 21/22 ,  B60N 2/42
Fターム (8件):
3B087CD05 ,  3B087DB02 ,  3B087DE03 ,  3D054AA21 ,  3D054BB30 ,  3D054CC20 ,  3D054CC26 ,  3D054CC50
引用特許:
出願人引用 (9件)
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審査官引用 (19件)
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