特許
J-GLOBAL ID:200903005724607508

高分子電解質型燃料電池用単電池

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (4件): 山田 卓二 ,  田中 光雄 ,  和田 充夫 ,  中塚 雅也
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願2006-181287
公開番号(公開出願番号):特開2008-010350
出願日: 2006年06月30日
公開日(公表日): 2008年01月17日
要約:
【課題】低コストの固体高分子電解質型燃料電池用単電池を提供する。【解決手段】膜電極接合体本体部の周囲に配置された枠体11を有する膜電極接合体10をアノードセパレータ40及びカソードセパレータ30ではさんで構成された単電池である。枠体11は、セパレータ30,40を隙間なく嵌入するくぼみ部と、酸化剤ガス及び燃料ガス用のマニフォルド孔13と、枠体内部に設けられ前記マニフォルド孔と流体流路33,34を連通するガス供給用連絡通路を備える。単電池は組立時において、枠体11同士が押圧されて前記マニフォルド孔13が外部と密閉されるとともに、前記隣接する単電池のアノードセパレータ40とカソードセパレータ30が面接触し、前記アノードセパレータとカソードセパレータと前記枠体とが押圧されて流体流路33,34が外部と密閉される。【選択図】図5
請求項(抜粋):
高分子電解質膜と前記電解質膜の両表面にそれぞれ設けられた電極層とを備える膜電極接合体本体部と、前記膜電極接合体本体部の周縁部を挟みかつ該高分子電解質膜の外縁を囲むように形成された板状の枠体とを備える膜電極接合体と、 前記膜電極接合体本体部の電極層を被覆すると共に前記膜電極接合体本体部の両面を挟み、前記電極層と接触して流体流路を画定する流路形成溝を備えるアノードセパレータ及びカソードセパレータと、枠体内部をその面方向に延在し、マニフォルド孔と流体流路とを連通するガス供給用連絡通路を備え、 前記枠体は、内周縁にくぼみ部が設けられ、前記くぼみ部の周囲に酸化剤ガス及び燃料ガスそれぞれについて各一対のマニフォルド孔を備え、前記枠体同士が押圧状態で面接触して前記マニフォルド孔が外部と気密に隔離されるとともに、アノードセパレータとカソードセパレータが面接触し、前記アノードセパレータとカソードセパレータと前記枠体とが押圧状態となって流体流路を外部と気密に隔離するように構成されることを特徴とする高分子電解質型燃料電池用単電池。
IPC (2件):
H01M 8/02 ,  H01M 8/10
FI (3件):
H01M8/02 R ,  H01M8/02 Z ,  H01M8/10
Fターム (4件):
5H026AA06 ,  5H026CC03 ,  5H026CC08 ,  5H026EE18
引用特許:
出願人引用 (11件)
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審査官引用 (7件)
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