特許
J-GLOBAL ID:200903007478933967

目的音抽出装置,目的音抽出プログラム,目的音抽出方法

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 本庄 武男
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願2007-310452
公開番号(公開出願番号):特開2009-134102
出願日: 2007年11月30日
公開日(公表日): 2009年06月18日
要約:
【課題】複数のマイクロホンを通じて得られる音響信号に目的音及びそれ以外の雑音(非目的音)が混入し,またその混入状態が変化し得る場合に,ミュージカルノイズを抑制して高い目的音抽出性能(雑音除去性能)を確保すること。【解決手段】主音響信号と副音響信号とに基づいて目的音以外の参照音に対応する参照音分離信号を分離生成し,その信号レベルを検出し,検出信号レベルが所定範囲のレベルであるときに,参照音対応信号の周波数スペクトルを検出信号レベルが小さいほど大きな圧縮比で圧縮補正し,前記主音響信号に対応する目的音対応信号の周波数スペクトルから前記圧縮補正により得られる周波数スペクトルを減算することにより,前記目的音対応信号から前記目的音に相当する音響信号を抽出して該音響信号を出力する。【選択図】図1
請求項(抜粋):
所定の目的音源から出力される目的音を主に入力する主マイクロホンを通じて得られる主音響信号と,前記主マイクロホンとは異なる位置に配置された又は前記主マイクロホンとは異なる方向に指向性を有する1又は複数の副マイクロホンを通じて得られる1又は複数の副音響信号と,に基づいて,前記目的音に相当する音響信号を抽出して該音響信号を出力する目的音抽出装置であって, 前記主音響信号と前記副音響信号とに基づいて前記目的音以外の参照音に対応する1又は複数の参照音分離信号を分離生成する音源分離処理を実行する音源分離手段と, 前記参照音分離信号もしくは複数の前記参照音分離信号を統合した信号である参照音対応信号の信号レベルを検出する信号レベル検出手段と, 前記信号レベル検出手段による検出信号レベルが予め定められた範囲のレベルである場合に,前記参照音対応信号の周波数スペクトルを前記検出信号レベルが小さいほど大きな圧縮比で圧縮補正し,前記主音響信号もしくは該主音響信号に所定の信号処理を施して得られる信号である目的音対応信号の周波数スペクトルから前記圧縮補正により得られる周波数スペクトルを減算することにより,前記目的音対応信号から前記目的音に相当する音響信号を抽出して該音響信号を出力するスペクトル減算処理手段と, を具備してなることを特徴とする目的音抽出装置。
IPC (2件):
G10L 21/02 ,  H04R 1/40
FI (5件):
G10L21/02 101B ,  G10L21/02 102A ,  G10L21/02 202A ,  G10L21/02 202B ,  H04R1/40 320A
Fターム (1件):
5D018BB21
引用特許:
出願人引用 (11件)
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審査官引用 (4件)
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引用文献:
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