特許
J-GLOBAL ID:200903010945282690

電波到来方向探知方法及び装置

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (2件): 河宮 治 ,  石野 正弘
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願2003-293886
公開番号(公開出願番号):特開2005-062040
出願日: 2003年08月15日
公開日(公表日): 2005年03月10日
要約:
【課題】 2次元で電波到来方向を推定でき、しかもコヒーレントやインコヒーレントの区別なく従来技術に比較して高精度で電波到来方向の推定を行う。【解決手段】 方形の電子制御導波器アレーアンテナ装置の各可変リアクタンス素子による放射パターンの各方向ベクトルに対する重み付けを表す等価的なベクトルからなる等価ウエイト行列を校正し、複数の受信信号間の相関を表す相関行列Ryの固有値及び固有ベクトルを計算し、計算された相関行列Ryとその固有値及び固有ベクトルとに基づいて、素子間結合を打ち消した素子空間に変換された相関行列Rsを計算し、計算された相関行列Rsの固有値及び固有ベクトルを固有値分解法を用いて計算し、計算された相関行列Rsの固有値及び固有ベクトルに基づいてMODE法を用いて1次元又は2次元の電波到来方向に対応するパラメータを根とする多項式を解くことにより電波到来方向の角度を推定して計算する。【選択図】図1
請求項(抜粋):
無線信号を受信するための励振素子と、少なくとも3本の非励振素子とを格子形状で配置し、上記各非励振素子にそれぞれ接続された可変リアクタンス素子を備え、上記各可変リアクタンス素子のリアクタンス値を変化させることにより、上記各非励振素子をそれぞれ導波器又は反射器として動作させて指向特性を変化させるアレーアンテナを用いた電波到来方向探知方法であって、 上記アレーアンテナの互いに異なる複数の放射パターンの各可変リアクタンス素子のリアクタンス値の複数のセットとによりそれぞれ設定された互いに異なる複数の放射パターンの状態において上記アレーアンテナで受信し、上記受信された各受信信号を検出し、上記検出された複数の受信信号間の相関を示す相関行列Ryを計算し、上記計算された相関行列Ryに基づいて固有値分解法を用いて各方位角毎の受信信号に対する固有値及び固有ベクトルを計算し、上記各方位角の方向毎の最大値の固有値に対応する固有ベクトルを用いて、上記アレーアンテナの各可変リアクタンス素子による放射パターンの各方向ベクトルに対する重み付けを表す等価的なベクトルからなる等価ウエイト行列を校正するステップと、 上記互いに異なる可変リアクタンス素子のリアクタンス値の複数のセットをそれぞれ設定したときに上記アレーアンテナによって受信される各受信信号を検出し、上記複数の受信信号間の相関を表す相関行列Ryを計算し、上記計算された各相関行列Ryを固有値分解して受信信号に対する上記各相関行列Ryの固有値及び固有ベクトルを計算し、上記計算された相関行列Ryとその固有値及び固有ベクトルとに基づいて、素子間結合を打ち消した所定の素子空間に変換された相関行列Rsを計算し、計算された相関行列Rsの固有値及び固有ベクトルを固有値分解法を用いて計算するステップと、 上記計算された相関行列Rsの固有値及び固有ベクトルに基づいてMODE法を用いて、1次元又は2次元の電波到来方向に対応するパラメータを根とする多項式を解くことにより電波到来方向の角度を推定して計算するステップとを含むことを特徴とする電波到来方向探知方法。
IPC (3件):
G01S3/46 ,  G01S7/02 ,  H01Q3/44
FI (3件):
G01S3/46 ,  G01S7/02 F ,  H01Q3/44
Fターム (18件):
5J021AA01 ,  5J021AA10 ,  5J021AA12 ,  5J021AB02 ,  5J021BA01 ,  5J021CA06 ,  5J021DB03 ,  5J021EA04 ,  5J021FA04 ,  5J021FA32 ,  5J021HA01 ,  5J021JA01 ,  5J021JA10 ,  5J070AC11 ,  5J070AD09 ,  5J070AD10 ,  5J070AH04 ,  5J070AK22
引用特許:
出願人引用 (17件)
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審査官引用 (16件)
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引用文献:
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