特許
J-GLOBAL ID:200903013161350877

ガス検知装置

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 政木 良文
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願2006-097060
公開番号(公開出願番号):特開2007-271440
出願日: 2006年03月31日
公開日(公表日): 2007年10月18日
要約:
【課題】 検知対象ガスの検知を干渉する雑ガスの影響を排除して高精度なメタン検知を可能とするガス検知装置を提供する。【解決手段】 金属酸化物半導体を備えたセンサ素子の温度が周期的変化するように加熱制御する加熱制御部5と、センサ素子のセンサ抵抗を検出する抵抗検出部6aと、センサ抵抗に基づいてメタンの存在を判定するガス判定部6bを備える。抵抗検出部6aが、センサ素子の高温状態における第1センサ抵抗と高温状態と低温状態の中間状態における第2センサ抵抗を検出する。ガス判定部6bが、第1センサ抵抗の増減方向と、第1センサ抵抗と第2センサ抵抗を比較した比較結果値または第2センサ抵抗の増減方向で規定される2次元直交座標空間内において、第1センサ抵抗と比較結果値または第2センサ抵抗で定まる座標点が当該2次元直交座標空間内の所定領域内に存在するか否かに基づいてメタンの存在を判定する。【選択図】 図1
請求項(抜粋):
所定のガス種に感応して電気抵抗値が変化する金属酸化物半導体を備えてなるセンサ素子と、 前記センサ素子の温度が高温状態と低温状態間を周期的に遷移するように加熱制御を行う加熱制御部と、 前記センサ素子の電気抵抗値または当該電気抵抗値に換算可能な電気抵抗相当値で表されるセンサ抵抗を検出する抵抗検出部と、 前記抵抗検出部の検出した前記センサ抵抗に基づいて検知対象ガスの存在を判定するガス判定部と、を備えてなるガス検知装置であって、 前記抵抗検出部は、前記加熱制御部による加熱制御により前記センサ素子が前記高温状態にあるときの前記センサ抵抗を第1センサ抵抗として検出し、前記加熱制御部による加熱制御により前記センサ素子が前記高温状態と前記低温状態の間を遷移している中間状態にあるときの前記センサ抵抗を第2センサ抵抗として検出し、 前記ガス判定部は、前記第1センサ抵抗と前記第2センサ抵抗を比較して比較結果値を求め、前記第1センサ抵抗の増減方向と前記比較結果値の増減方向で規定される2次元直交座標空間内において、前記第1センサ抵抗と前記比較結果値で定まる座標点が当該2次元直交座標空間内の所定領域内に存在するか否かに基づいて、前記検知対象ガスであるメタンの存在を判定することを特徴とするガス検知装置。
IPC (1件):
G01N 27/12
FI (1件):
G01N27/12 A
Fターム (5件):
2G046AA19 ,  2G046BA01 ,  2G046DB07 ,  2G046EB01 ,  2G046FB02
引用特許:
出願人引用 (11件)
  • ガス検出方法とその装置
    公報種別:公開公報   出願番号:特願2001-381053   出願人:フィガロ技研株式会社
  • ガス検出方法とその装置
    公報種別:公開公報   出願番号:特願2000-021923   出願人:フィガロ技研株式会社
  • ガス検出装置
    公報種別:公開公報   出願番号:特願2001-198791   出願人:エフアイエス株式会社
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審査官引用 (9件)
  • ガス検出方法とその装置
    公報種別:公開公報   出願番号:特願2001-037934   出願人:フィガロ技研株式会社
  • ガス検出方法とその装置
    公報種別:公開公報   出願番号:特願2001-381053   出願人:フィガロ技研株式会社
  • ガス検出方法とその装置
    公報種別:公開公報   出願番号:特願2000-021923   出願人:フィガロ技研株式会社
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