特許
J-GLOBAL ID:200903014098732736

異種金属部材の点接合方法

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (2件): 中島 三千雄 ,  中島 正博
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願2004-110419
公開番号(公開出願番号):特開2005-288525
出願日: 2004年04月02日
公開日(公表日): 2005年10月20日
要約:
【課題】 材質が異なり且つ硬度の異なる複数の金属部材の板状部を重ね合わせて、その重合せ部分を点接合する際に、治具の寿命を顧慮することなく、接合強度を改善することが出来る異種金属部材の接合方法を提供すること。【解決手段】 材質及び硬度の異なる第一の金属部材14と第二の金属部材16を重ね合わせて、その重合せ部を点接合するに際し、硬度の低い第一の金属部材14が凸型治具10側に、第二の金属部材が凹型治具12側となるように、重ね合わせた金属部材を配置する一方、点接合すべき部位に対して、凸型治具10の凸部22を第一の金属部材14の表面側から差し込むことにより、凹型治具12の押込み凹所内に第一及び第二の金属部材の材料を押し込んだ後、凸型治具10の回転を開始して、少なくとも押込み凹所に押し込まれた第一の金属部材14の材料を塑性流動化せしめて、第一の金属部材14と第二の金属部材16とを点接合せしめるようにした。【選択図】 図 6
請求項(抜粋):
材質が異なり且つ硬度の異なる第一及び第二の金属部材の板状部を重ね合わせ、その重合せ部を点接合する方法であって、 該第一の金属部材の板状部を、該第一の金属部材よりも硬質である前記第二の金属部材の板状部に対して重ね合わせ、それら重ね合わされた板状部の点接合されるべき部位において、該第二の金属部材側に、それら金属部材の材料が押し込まれる押込み凹所が設けられた凹型治具を配置する一方、該第一の金属部材側に、該凹型治具の押込み凹所内に該第一及び第二の金属部材の材料を押し込むための凸部がロッド状の治具本体の先端面に同心的に設けられてなる構造の、軸周りに回転可能な凸型治具を配置して、かかる点接合されるべき部位に対して、該凸型治具の凸部を該第一の金属部材の板状部の表面側から差し込むことにより、前記凹型治具の押込み凹所内に該第一及び第二の金属部材の材料を押し込んだ後、かかる差込状態下において、該凸型治具の回転を開始せしめて、少なくとも該押込み凹所に対して押し込まれた該第一の金属部材の材料の摩擦攪拌作用による塑性流動を行なうことにより、該第一の金属部材と該第二の金属部材とを密接させて点接合せしめるようにしたことを特徴とする異種金属部材の点接合方法。
IPC (1件):
B23K20/12
FI (2件):
B23K20/12 330 ,  B23K20/12 364
Fターム (9件):
4E067AA02 ,  4E067AA05 ,  4E067AA06 ,  4E067AA07 ,  4E067AA26 ,  4E067CA04 ,  4E067DA13 ,  4E067EA07 ,  4E067EC03
引用特許:
出願人引用 (7件)
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