特許
J-GLOBAL ID:200903015225869653

回転伝達装置

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (4件): 鎌田 文二 ,  鳥居 和久 ,  田川 孝由 ,  東尾 正博
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願2008-033358
公開番号(公開出願番号):特開2009-191952
出願日: 2008年02月14日
公開日(公表日): 2009年08月27日
要約:
【課題】回転方向ガタが小さく、空転時の信頼性の高い、トルク容量の大きな回転伝達装置を提供する。【解決手段】円筒面を内周に有する外輪11とカム面を外周に有する内輪12間に、軸方向に移動可能な制御保持器19Aと、回転可能な回転保持器19Bとを組込み、各保持器の柱部間のポケット内に一対のローラ26と、ローラを離反させるコイルばね27とを組込む。制御保持器と回転保持器のフランジ20、22間にトルクカム30を設ける。制御保持器の柱部にアーマチュア41を連結し、アーマチュアと軸方向で対向するロータ42に電磁石43を対向し、電磁石への通電により、制御保持器をロータ側に移動させ、トルクカムにより制御保持器と回転保持器を相対回転させてローラを係合解除状態とする。電磁石への通電遮断により離反ばね44によって制御保持器をロータから離反させ、コイルばねにより両保持器を相対回転させてローラを係合状態とする。【選択図】図1
請求項(抜粋):
外輪の内周と、その外輪の内側に組込まれた内輪の外周の一方に円筒面を形成し、他方にその円筒面との間で周方向の両端に至るに従って狭小のくさび空間を形成する複数のカム面を周方向に間隔をおいて設け、前記外輪と内輪の対向面間に、制御保持器と回転保持器を、各保持器に形成されたフランジが軸方向で対向し、かつ、各フランジの外周に形成された複数の柱部が周方向に交互に配置されるよう組込んで、隣接する柱部間に形成されたポケットをカム面に対向し、前記制御保持器を摺動自在に、かつ、回転自在に支持し、回転保持器を軸方向に非可動に、かつ、回転自在に支持し、その制御保持器と回転保持器のフランジ間に、その対向するフランジ間の間隔が狭くなる方向への制御保持器の移動によってポケットの周方向幅が小さくなる方向に一対の保持器を相対回転させるトルクカムを設け、前記複数のポケットのそれぞれ内部に対向一対のローラと、その一対のローラを離反する方向に向けて付勢するコイルばねとを組込み、前記内輪の側面に固定された円板状のばねホルダの外周に、制御保持器と回転保持器とがポケットの周方向幅を縮小する方向に相対回転した際に、各保持器の柱部を受け止めて対向一対のローラを中立位置に保持する複数の回り止め片を設け、前記内輪に接続されたトルク伝達軸の外周に制御保持器の柱部と軸方向で対向するアーマチュアをスライド自在に嵌合し、そのアーマチュアと軸方向で対向するロータをトルク伝達軸で支持し、通電によってロータにアーマチュアを吸着させる電磁石をロータに対向し、前記アーマチュアをロータから離反する方向に付勢する離反ばねを設け、前記アーマチュアと制御保持器の柱部とを加締めにより連結一体化した回転伝達装置。
IPC (2件):
F16D 41/06 ,  F16D 41/08
FI (2件):
F16D41/06 C ,  F16D41/08 Z
引用特許:
出願人引用 (7件)
  • 回転伝達装置
    公報種別:公開公報   出願番号:特願2004-057567   出願人:NTN株式会社
  • ローラクラッチ
    公報種別:公開公報   出願番号:特願2002-062199   出願人:NTN株式会社
  • 2方向空転・ロック切替えクラッチ
    公報種別:公開公報   出願番号:特願平10-274965   出願人:エヌティエヌ株式会社
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