特許
J-GLOBAL ID:200903017392173825
ビームグリッチを回復するための高速ビーム偏向部を有するウェハ走査イオン注入器
発明者:
,
出願人/特許権者:
代理人 (1件):
龍華 明裕
公報種別:公表公報
出願番号(国際出願番号):特願2007-554246
公開番号(公開出願番号):特表2008-530785
出願日: 2006年02月03日
公開日(公表日): 2008年08月07日
要約:
イオン注入器の分析器モジュールは、イオンビームのイオンビーム端部が出射する分解口に隣接するビーム偏向部を含む。第1動作状態におけるほぼゼロボルトの第1値のビーム偏向電圧に応えて、ビーム偏向部は、イオンビーム端部を生成する分解口の方向にイオンビームのイオンビーム線源部を向ける。ビーム偏向電圧が、第2動作状態において高い第2値を有する場合、ビーム偏向部は、イオンビーム端部が実質的に消滅するように分解口からイオンビーム線源部の種を逸らす方向に向ける。ビーム制御回路は、第2動作状態の間に、第2値から第1値へとビーム偏向電圧を迅速に切り替えることにより、第1動作状態へとイオン注入器を遷移させる。注入方法は、注入の間、グリッチから回復する注入器の特徴を利用するとともに、それによって注入されたウェハの歩留まりを上げる。
請求項(抜粋):
イオン注入器であって、
ビームパスに沿って移動するとともに、注入動作の間に固定されるイオンビーム端部を有するイオンビームの線源と、
前記注入動作の間に、前記イオンビームの前記静止イオンビーム端部を横切る半導体ウェハを走査するエンドステーションと、
(1)第1動作状態における第1ビーム偏向電圧に応えて、前記半導体ウェハに前記イオンビーム端部を照射させるように前記ビームパスの方向に前記イオンビームを導き、(2)第2動作状態における第2ビーム偏向電圧に応えて、前記半導体ウェハに対して前記イオンビーム端部を照射させないように前記ビームパスの方向から前記イオンビームを逸らすビーム偏向部と、
前記第2動作状態の間に、前記第2ビーム偏向電圧から前記第1ビーム偏向電圧へと迅速に切り替えて、前記第1動作状態に前記イオン注入器を遷移させるビーム制御回路と
を備えるイオン注入器。
IPC (2件):
H01L 21/265
, H01J 37/317
FI (4件):
H01L21/265 603B
, H01J37/317 A
, H01J37/317 C
, H01L21/265 T
Fターム (2件):
引用特許:
審査官引用 (10件)
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イオン注入装置
公報種別:公開公報
出願番号:特願平8-047944
出願人:日新電機株式会社
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イオン注入装置
公報種別:公開公報
出願番号:特願平5-244917
出願人:ソニー株式会社
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ビーム照射装置
公報種別:公開公報
出願番号:特願平6-157651
出願人:日新電機株式会社
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荷電粒子ビーム装置
公報種別:公開公報
出願番号:特願平11-064413
出願人:日本電子株式会社
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特開昭62-149126
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荷電ビーム描画装置
公報種別:公開公報
出願番号:特願平3-344702
出願人:株式会社東芝
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特開昭57-194444
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特開平4-280054
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イオン注入装置
公報種別:公開公報
出願番号:特願平8-353471
出願人:日新電機株式会社
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荷電粒子ビーム描画方法及び装置
公報種別:公開公報
出願番号:特願平10-313439
出願人:日本電子株式会社
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