特許
J-GLOBAL ID:200903025619338969

高分解能NMRプローブ

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (2件): 井島 藤治 ,  鮫島 信重
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願2007-083324
公開番号(公開出願番号):特開2008-241493
出願日: 2007年03月28日
公開日(公表日): 2008年10月09日
要約:
【課題】簡単な構成で低コストな高分解能NMRプローブを提供する。【解決手段】プローブ内を真空に保つことで外界から断熱し、液体ヘリウムを真空中に置かれた3重管の最内管を介して測定部直近の第1熱交換器に送り、そこで液体ヘリウムを気化させて、送受信コイル、バリコン、前置増幅器を冷却するとともに、気化したヘリウムガスを3重管の最外管を介して戻す際、途中に設けた第2熱交換器で真空中に置かれた輻射シールドを冷却するようにした。【選択図】図2
請求項(抜粋):
常温大気圧領域に設けられ、試料を静磁場内に配置する試料部と、 前記常温大気圧領域から隔離して、内側を真空に保つ筒状の隔壁と、 前記隔壁内に置かれ、前記試料に対して高周波磁場を送信印加するとともに、印加後、試料から放出されるNMR信号を誘導起電力として受信検出する送受信コイルと、 前記隔壁内に置かれ、前記送受信コイルで検出されたNMR信号を増幅する前置増幅器と、 前記隔壁内に置かれ、外界からNMR測定部近傍に液体ヘリウムを輸送する送液管と、 前記隔壁内に置かれ、前記送液管で送られた液体ヘリウムを溜める液体ヘリウム溜めを備え、該液体ヘリウム溜め内の液体ヘリウムが気化する際に奪う潜熱で前記送受信コイルと前記前置増幅器を冷却する第1の熱交換器と、 前記隔壁内に置かれ、前記第1の熱交換器で気化したヘリウムをNMR測定部近傍から外界に戻す送気管と、 前記隔壁内に置かれ、前記送液管、前記送気管、前記前置増幅器の周りを包囲し、外界からの輻射熱を遮断するように配置された輻射シールドと、 前記隔壁内に置かれ、前記送気管の途中に設けられ、前記気化したヘリウムの温度が上昇する際に奪う顕熱で前記輻射シールドを冷却する第2の熱交換器と、 を備えたことを特徴とする高分解能NMRプローブ。
IPC (2件):
G01N 24/08 ,  G01R 33/32
FI (3件):
G01N24/08 510S ,  G01N24/04 510G ,  G01N24/04 510F
引用特許:
出願人引用 (15件)
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審査官引用 (8件)
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引用文献:
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