特許
J-GLOBAL ID:200903026683941993

炭化珪素半導体装置及びその製造方法

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 伊藤 洋二 (外2名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平11-294469
公開番号(公開出願番号):特開2000-188399
出願日: 1999年10月15日
公開日(公表日): 2000年07月04日
要約:
【要約】【課題】 不純物の外部拡散を抑制し、ソース電極と接続されるソース領域のコンタクト抵抗が高くならないようにする。【解決手段】 n+ 型ソース領域4のうち、ソース電極10に接続される上面より所定深さ深くなった位置に、窒素をドーパントとする領域4aを形成し、領域4bよりも浅くソース電極に接触する位置に窒素よりも質量の大きなリンをドーパントとする領域4bを形成する。窒素よりも質量の大きなリンは、質量が重い分だけ拡散速度が遅くなり、窒素に比して外部拡散しにくくなる。これにより、n+ 型ソース領域4のうち、ソース電極10と接触する部分における外部拡散を少なくでき、n+ 型ソース領域4のコンタクト抵抗が高くならないようにできる。
請求項(抜粋):
炭化珪素よりなる第1導電型の半導体基板(1)の主表面上に、この半導体基板よりも高抵抗な炭化珪素よりなる第1導電型の半導体層(2)を形成する工程と、前記半導体層の表層部の所定領域に第2導電型のベース領域(3)を形成する工程と、前記ベース領域の表層部の所定領域に、前記ベース領域の深さよりも浅い第1導電型のソース領域(4)を形成する工程と、前記ソース領域と前記半導体層とに挟まれた前記ベース領域の上に、ゲート絶縁膜(7)を介してゲート電極(8)を形成する工程と、前記ベース領域及び前記ソース領域に接触するソース電極(10)を形成する工程と、前記半導体基板にドレイン電極(11)を形成する工程とを備え、前記ソース領域を形成する工程は、該ソース領域のうち、前記ソース電極に接触する上面より所定深さ深くなった位置に第1ドーパントを含む第1ソース領域(4a)を形成する工程と、前記第1のソース領域よりも浅く、該第1のソース領域と重なり部を有し、前記ソース電極と接触する位置に前記第1ドーパントよりも質量の大きな第2ドーパントを含む第2ソース領域(4b)を形成する工程と、を含んでいることを特徴とする炭化珪素半導体装置の製造方法。
IPC (3件):
H01L 29/78 ,  H01L 21/265 ,  H01L 21/336
FI (5件):
H01L 29/78 652 B ,  H01L 21/265 F ,  H01L 29/78 301 S ,  H01L 29/78 652 T ,  H01L 29/78 658 A
引用特許:
審査官引用 (8件)
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引用文献:
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