特許
J-GLOBAL ID:200903028471503492

車輪用軸受装置のハブ輪およびその製造方法

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 越川 隆夫
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願2007-135561
公開番号(公開出願番号):特開2008-174208
出願日: 2007年05月22日
公開日(公表日): 2008年07月31日
要約:
【課題】材料投入量の削減を図ると共に、強度を向上させた車輪用軸受装置のハブ輪およびその製造方法を提供する。【解決手段】ハブ輪2の鍛造工程における内径抜き工程で、この内径抜き部(隔壁)Aのアウター側壁面24の位置が、肩部22の位置よりもインナー側に入り込んで成形されているので、ハブ輪2のファイバーフローが、肩部22から内径抜き部(隔壁)Aに向ってなだらかに傾斜した状態で、内径部23に対して軸方向に沿って形成される。したがって、内径抜き後のハブ輪2のセレーションが形成される内周面27のファイバーフローが、略軸方向に沿った状態となり、肩部22における回転曲げ疲労や衝撃曲げ強さ等の強度が高くなると共に、セレーションの強度・耐久性を向上させることができる。また、小径段部2bの肉厚を最小限に薄く設定することができ、材料投入量の削減を図ることができる。【選択図】図3
請求項(抜粋):
内周に複列の外側転走面が形成された外方部材と、 一端部に車輪を取り付けるための車輪取付フランジを一体に有し、車輪取付フランジの基部からインナー側に突き出た軸部の外周に前記複列の外側転走面の一方に対向する内側転走面と、この内側転走面から肩部を介して軸方向に延びる円筒状の小径段部が形成され、内周にトルク伝達用のセレーションを設けた貫通孔が形成されたハブ輪、およびこのハブ輪の肩部に突合せ状態で前記小径段部に圧入され、外周に前記複列の外側転走面の他方に対向する内側転走面が形成された内輪からなる内方部材と、 この内方部材と前記外方部材の両転走面間に転動自在に収容された複列の転動体とを備えた車輪用軸受装置のハブ輪において、 前記ハブ輪の肩部からアウター側開口端面に至るハブ輪の内周面のファイバーフローが略軸方向に沿った状態であることを特徴とする車輪用軸受装置のハブ輪。
IPC (5件):
B60B 27/00 ,  B60B 35/18 ,  F16C 19/18 ,  F16C 33/64 ,  F16C 33/58
FI (5件):
B60B27/00 K ,  B60B35/18 A ,  F16C19/18 ,  F16C33/64 ,  F16C33/58
Fターム (16件):
3J101AA02 ,  3J101AA43 ,  3J101AA54 ,  3J101BA54 ,  3J101DA09 ,  3J101FA31 ,  3J101FA44 ,  3J101GA03 ,  3J701AA02 ,  3J701AA43 ,  3J701AA54 ,  3J701BA54 ,  3J701DA09 ,  3J701FA31 ,  3J701FA44 ,  3J701GA03
引用特許:
出願人引用 (3件)
  • 車輪軸受装置
    公報種別:公開公報   出願番号:特願2000-285815   出願人:エヌティエヌ株式会社
  • 車輪用軸受装置
    公報種別:公開公報   出願番号:特願2003-166068   出願人:NTN株式会社
  • 車輪用軸受装置
    公報種別:公開公報   出願番号:特願2003-317862   出願人:NTN株式会社
審査官引用 (6件)
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