特許
J-GLOBAL ID:200903029867995572
ノイズキャンセラとこのノイズキャンセラを備えた通信装置、並びにノイズキャンセル処理プログラムを記憶した記憶媒体
発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件):
鈴江 武彦 (外6名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願2000-162086
公開番号(公開出願番号):特開2001-344000
出願日: 2000年05月31日
公開日(公表日): 2001年12月14日
要約:
【要約】【課題】 雑音エネルギが変動した場合でもその影響を排除して安定な雑音抑圧処理を行えるようにし、かつ突発的な雑音を音声として誤検出しないようにして音声/雑音区間の判定精度を高め、これによりキャンセル性能の向上を図る。【解決手段】 雑音最小値推定回路29において各帯域の雑音パワーの最小値を求め、この雑音最小値のスペクトル形状を帯域別ゲイン決定部33による帯域別ゲインの決定に用いるようにし、かつ有意値計算部27において、しきい値が「1」を越える連続する複数の帯域の帯域別差の重み付け加算値を求め、この重み付け加算値を音声重み計算部28における音声重みの計算、つまりそのフレームが音声フレームであるか雑音フレームであるか、さらにはその中間の過渡域フレームであるかの判定に供するようにしている。
請求項(抜粋):
入力信号を一定時間長のフレームに分割すると共に、これらのフレームの信号をそれぞれ複数の周波数帯域に分け、これらの周波数帯域ごとに雑音の抑圧処理を行うノイズキャンセラにおいて、前記周波数帯域ごとに信号のパワーを求め、この帯域パワーをもとに帯域別の雑音パワーを推定する雑音パワー推定手段と、前記帯域パワー及び帯域別雑音パワーのうちの少なくとも一方について、複数のフレーム期間に渡りパワーの最小値を検出する最小値検出手段と、前記周波数帯域ごとにその帯域パワーと前記最小値検出手段により検出された帯域別最小値との差を求め、この差をもとに周波数帯域別の雑音抑圧量を決定する抑圧量決定手段とを具備したことを特徴とするノイズキャンセラ。
IPC (7件):
G10L 21/02
, G10L 19/02
, G10L 11/02
, G10L 11/00
, H03H 17/00 601
, H03H 21/00
, H04B 3/20
FI (7件):
H03H 17/00 601 N
, H03H 21/00
, H04B 3/20
, G10L 9/00 F
, G10L 7/04 G
, G10L 9/00 D
, G10L 9/16
Fターム (7件):
5J023DA02
, 5J023DA03
, 5J023DB01
, 5J023DC08
, 5J023DD03
, 5K046HH01
, 5K046HH71
引用特許:
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