特許
J-GLOBAL ID:200903030554088769

連続鋳造方法および連続鋳造鋳片

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 森 道雄
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願2005-332768
公開番号(公開出願番号):特開2007-136496
出願日: 2005年11月17日
公開日(公表日): 2007年06月07日
要約:
【課題】センターポロシティならびにマクロおよびセミマクロ偏析を低減した高性能の耐HIC性能を有する鋼板製造用スラブの連続鋳造方法および連続鋳造鋳片を提供する。【解決手段】(1)片側の凝固シェル厚さが60mm以下の鋳片位置において、鋳片厚さを3〜10mmの範囲内でバルジングさせた後、その状態を維持しつつ、厚さ中心部に固相が生成する鋳片位置から、中心固相率が0.8未満の鋳片位置までの間の鋳片を、バルジングさせた厚さの範囲内で鋳造方向に対してテーパ状に圧下し、引き続き、中心固相率が0.8〜0.95の範囲内の鋳片位置において、鋳片厚さ方向に5〜10mmの範囲内で、1段の圧下ロール対を用いて段差状に圧下する耐水素誘起割れ性能に優れた鋼板製造用鋳片の連続鋳造方法。(2)前記(1)に記載の連続鋳造方法により鋳造された鋳片であって、鋳片の厚さ中心部におけるポロシティ体積が2×10-4(cm3/g)以下である鋼板製造用の連続鋳造鋳片。【選択図】図1
請求項(抜粋):
鋳片の片側の凝固シェル厚さが60mm以下の鋳片位置において、鋳片厚さを鋳片幅中央部で3〜10mmの範囲内でバルジングさせた後、該バルジングさせた状態を維持しつつ、厚さ中心部に固相が生成する鋳片位置から、厚さ中心部における中心固相率が0.8未満の鋳片位置までの間の鋳片を、バルジングさせた厚さの範囲内で鋳片の鋳造方向に対してテーパ状に圧下し、引き続き、厚さ中心部における中心固相率が0.8〜0.95の範囲内の鋳片位置において、鋳片厚さ方向に5〜10mmの範囲内で、1段の圧下ロール対を用いて段差状に圧下することを特徴とする耐水素誘起割れ性能に優れた鋼板製造用鋳片の連続鋳造方法。
IPC (3件):
B22D 11/128 ,  B22D 11/20 ,  B22D 11/16
FI (3件):
B22D11/128 350A ,  B22D11/20 C ,  B22D11/16 C
Fターム (4件):
4E004MC07 ,  4E004MC20 ,  4E004NB01 ,  4E004NC04
引用特許:
出願人引用 (16件)
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審査官引用 (15件)
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