特許
J-GLOBAL ID:200903034435708916
交換結合膜と、この交換結合膜を用いた磁気抵抗効果素子、ならびに前記磁気抵抗効果素子を用いた薄膜磁気ヘッド
発明者:
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出願人/特許権者:
代理人 (1件):
野▲崎▼ 照夫
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願2000-110630
公開番号(公開出願番号):特開2001-297916
出願日: 2000年04月12日
公開日(公表日): 2001年10月26日
要約:
【要約】【目的】 PtMn合金のバルクタイプではat%で50:50とした場合に、最も反強磁性となりやすいが、交換結合膜に上記組成のPtMn合金を使用した場合に、大きな交換結合磁界を発揮し得ないことがわかった。【構成】 本発明における交換結合膜では、反強磁性層4は、元素X(ただしXは、Pt,Pd,Ir,Rh,Ru,Osのうち1種または2種以上の元素である)とMnとを含有する反強磁性材料で形成され、前記反強磁性層4にはMnに対する元素Xの原子%の比率が、固定磁性層3に向かうにしたがって徐々に増加する領域が存在し、前記反強磁性層4の少なくとも一部の結晶構造が、CuAu-I型の面心正方規則格子となっており、しかも好ましくは前記界面の少なくとも一部は、非整合状態となっている。これにより大きな交換結合磁界を得ることができる。
請求項(抜粋):
反強磁性層と強磁性層とが接して形成され、前記反強磁性層と強磁性層との界面に交換結合磁界が発生し、前記強磁性層の磁化方向が一定方向にされる交換結合膜において、前記反強磁性層は、元素X(ただしXは、Pt,Pd,Ir,Rh,Ru,Osのうち1種または2種以上の元素である)とMnとを含有する反強磁性材料で形成され、前記反強磁性層には、前記強磁性層側に向かうにしたがって、Mnに対する元素Xの原子%の比率が増加する領域が存在し、前記反強磁性層の少なくとも一部の結晶構造が、CuAu-I型の面心正方規則格子であることを特徴とする交換結合膜。
IPC (4件):
H01F 10/32
, G11B 5/39
, H01F 10/26
, H01L 43/08
FI (4件):
H01F 10/32
, G11B 5/39
, H01F 10/26
, H01L 43/08 Z
Fターム (14件):
5D034BA04
, 5D034BA05
, 5D034BA21
, 5D034CA08
, 5D034DA07
, 5E049AA04
, 5E049AA07
, 5E049AA09
, 5E049AC00
, 5E049AC05
, 5E049BA12
, 5E049CB02
, 5E049DB12
, 5E049DB14
引用特許:
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