特許
J-GLOBAL ID:200903037873623841

冷凍サイクル装置

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (3件): 伊藤 洋二 ,  三浦 高広 ,  水野 史博
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願2008-030135
公開番号(公開出願番号):特開2009-192090
出願日: 2008年02月12日
公開日(公表日): 2009年08月27日
要約:
【課題】サイクル内に封入された冷媒封入量の過不足を精度良く推定して、圧縮機の保護を図ることができる冷凍サイクル装置を提供する。【解決手段】冷媒状態推定手段が、圧縮機11の吐出冷媒温度Tdおよび吐出冷媒圧力Pdから圧縮機11吐出冷媒の状態を決定し、この状態から等エントロピ線上で、蒸発器14のフィン温度Teから算出される冷媒蒸発圧力まで圧力を低下させた際の冷媒のエンタルピを求める。このエンタルピから気液分離手段出口側冷媒の状態を推定し、さらに、気液分離手段出口側冷媒の状態が基準乾き度KX以下の気液二相状態である場合は冷媒封入量が過剰であるものとし、気液分離手段出口側冷媒の状態が基準過熱度KSH以上の気相状態である場合は冷媒封入量が不足しているものとする。そして、冷媒封入量の過不足が推定された場合は、圧縮機11の作動を停止させる。【選択図】図4
請求項(抜粋):
冷媒を圧縮して吐出する圧縮機(11)と、 前記圧縮機(11)から吐出された冷媒を放熱させる放熱器(12)と、 前記放熱器(12)にて放熱された冷媒を減圧膨張させる減圧手段(13)と、 前記減圧手段(13)にて減圧膨張された冷媒を蒸発させる蒸発器(14)と、 前記蒸発器(14)から流出した冷媒の気液を分離する気液分離手段(15)と、 前記圧縮機(11)吐出冷媒温度に相関を有する物理量を検出する吐出温度検出手段(26)と、 前記圧縮機(11)吐出冷媒圧力に相関を有する物理量を検出する吐出圧力検出手段(25)と、 前記蒸発器(14)における冷媒蒸発温度に相関を有する物理量を検出する蒸発温度検出手段(24)と、 少なくとも前記吐出温度検出手段(26)にて検出された検出吐出温度(Td)、前記吐出圧力検出手段(25)にて検出された検出吐出圧力(Pd)、および、前記蒸発温度検出手段(24)にて検出された検出蒸発温度(Te)を用いて、前記気液分離手段(15)出口側の冷媒状態を推定する冷媒状態推定手段(S71)とを備えることを特徴とする冷凍サイクル装置。
IPC (2件):
F25B 49/02 ,  F25B 1/00
FI (7件):
F25B49/02 520A ,  F25B49/02 520E ,  F25B49/02 520F ,  F25B49/02 520K ,  F25B49/02 570Z ,  F25B1/00 331Z ,  F25B1/00 396D
引用特許:
出願人引用 (3件)
  • 特許第3404990号公報
  • 容量可変型圧縮機の制御弁
    公報種別:公開公報   出願番号:特願2000-186348   出願人:株式会社豊田自動織機製作所
  • 圧力制御弁
    公報種別:公開公報   出願番号:特願平11-031776   出願人:株式会社デンソー, 株式会社不二工機
審査官引用 (15件)
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