特許
J-GLOBAL ID:200903047669365359

自動化診断用分析器および方法

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 山本 秀策
公報種別:公表公報
出願番号(国際出願番号):特願2000-547476
公開番号(公開出願番号):特表2002-513936
出願日: 1999年04月30日
公開日(公表日): 2002年05月14日
要約:
【要約】複数の診断アッセイを同時に実行するための自動化分析器は、複数のステーション、またはモジュールを含み、ここで、このアッセイの個々の局面は、反応受容器に含有された流体試料について、実行される。この分析器は、標本試料を自動的に調製するためのステーション、この試料を所定期間にわたって所定温度でインキュベートするためのステーション、分析物単離手順を実行するためのステーション、および標的分析物の存在を確認するためのステーションを含む。自動化受容器運搬システムは、これらの反応受容器を、あるステーションから次のステーションへと移動する。この分析器は、さらに、複数標本管およびの使い捨てピペットチップを機械アクセス可能な様式で運ぶための装置、固体支持材料の懸濁液を含有する標的捕捉試薬のコンテナを攪拌してこれらのコンテナをそれに対する機械アクセスのために提示するための装置、および試薬のコンテナを温度制御環境で保持してこれらのコンテナをそれに対する機械アクセスのために提示するための装置を含む。自動化診断アッセイを実行する方法は、標的分析物を単離し増幅するための自動化工程を包含する。この工程は、この反応受容器の内容物をインキュベートするためのステーションと、固体支持体に結合した標的分析物を流体試料から分離するためのステーションとの間で、この固体支持体および流体試料を含有する複数の反応受容器の各々を自動的に移動することにより、実行される。この分析物分離工程後で最終インキュベーション工程前に、分離した分析物には、増幅試薬が添加される。
請求項(抜粋):
複数の反応受容器の各々に含有された流体試料中に存在し得る標的分析物を単離し増幅するための自動化プロセスであって、該方法は、複数のステーションで実行され、該ステーション間では、各反応受容器は、1個またはそれ以上の自動化受容器運搬機構を含む自動化受容器運搬システムにより、運搬され、各該自動化受容器運搬機構は、該反応受容器の少なくとも1個を該ステーションの1つから回収するように、そして該反応受容器を該ステーションの別のものへと運搬するように、構成され配置されており、該複数の反応受容器は、最初は、該プロセスの開始前に該複数の反応受容器を保持するための保持ステーションで保持されており、該プロセスは、該反応受容器の各々で実行される、以下: 該自動化受容器運搬システムを用いて、該反応受容器の1個を該保持ステーションから回収する工程であって、ここで、該保持ステーションから回収された各該反応受容器が、固体支持材料をさらに含有する、工程; 該自動化受容器運搬システムを用いて、該反応受容器を第一インキュベーションステーションへと運搬する工程であって、該第一インキュベーションステーションは、1個またはそれ以上のインキュベータを含み、各々は、密閉した温度制御インキュベーションチャンバを規定する、工程; 該標的分析物を該固体支持材料で固定化させるのに充分な条件下にて、一定時間にわたって、該第一インキュベーションステーションの該インキュベーションチャンバ内で、該反応受容器を滞留させる工程; 該自動化受容器運搬システムを用いて、該反応受容器を該第一インキュベーションステーションから回収する工程; 該自動化受容器運搬システムを用いて、該反応受容器を分離ステーションへと運搬する工程; 該分離ステーションにて、標的分析物分離手順を実行する工程であって、ここで、該標的分析物分離手順が、該反応受容器内にある該固体支持材料を該流体試料から単離すること、および該流体試料を該反応受容器から除去することを包含する、工程; 該自動化受容器運搬システムを用いて、該固体支持材料を含有する該反応受容器を該分離ステーションから回収する工程; 該自動化受容器運搬システムを用いて、該反応受容器を第二インキュベーションステーションへと運搬する工程であって、該第二インキュベーションステーションは、1個またはそれ以上のインキュベータを含み、各々は、密閉した温度制御インキュベーションチャンバを規定し、ここで、該第一および第二インキュベーションステーションは、互いに独立しているか、または少なくとも1個のインキュベータを共有している、工程; 該反応受容器を該第二インキュベーションステーションへと運搬する前または後にて、該反応受容器に増幅試薬を分配する工程;および 該標的分析物を増幅させるのに充分な条件下にて、一定時間にわたって、該第二インキュベーションステーションの該インキュベーションチャンバ内で、該反応受容器を滞留させる工程、を包含する、プロセス。
IPC (3件):
G01N 35/00 ,  C12M 1/00 ,  C12M 1/36
FI (3件):
G01N 35/00 B ,  C12M 1/00 A ,  C12M 1/36
Fターム (27件):
2G058AA09 ,  2G058BA08 ,  2G058BB07 ,  2G058BB12 ,  2G058BB15 ,  2G058CA04 ,  2G058CB04 ,  2G058CB09 ,  2G058CD04 ,  2G058EA04 ,  2G058ED02 ,  2G058ED07 ,  2G058ED19 ,  2G058ED35 ,  2G058FA03 ,  2G058FB02 ,  2G058GE05 ,  2G058HA04 ,  4B029AA07 ,  4B029AA21 ,  4B029AA23 ,  4B029BB01 ,  4B029BB15 ,  4B029BB20 ,  4B029FA01 ,  4B029FA02 ,  4B029FA12
引用特許:
審査官引用 (26件)
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