特許
J-GLOBAL ID:200903054328212372

磁気抵抗効果膜および磁気抵抗効果型ヘッド

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 皿田 秀夫 (外1名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平10-199801
公開番号(公開出願番号):特開2000-022239
出願日: 1998年06月30日
公開日(公表日): 2000年01月21日
要約:
【要約】 (修正有)【課題】 反強磁性層としてPtMnやNiMn、ならびにこれらの合金系を用いた場合において、強磁性層と反強磁性層との交換結合エネルギーが大きく、MR変化率(MR Ratio)が大きく、スピンバルブ膜特性に極めて優れる磁気抵抗効果膜および磁気抵抗効果型ヘッドを提供する。【解決手段】 非磁性金属層30と、非磁性金属層の一方の面に形成された強磁性層40と、非磁性金属層の他方の面に形成された軟磁性層20と、前記強磁性層の磁化の向きをピン止めするために、強磁性層の非磁性金属層と接する面と反対側の面に形成された反強磁性層50と、反強磁性層の強磁性層と接する面と反対側の面に形成された反強磁性化プロモ-ト層19と、を有する多層膜を備えてなるスピンバルブ型の磁気抵抗効果膜2であって、前記反強磁性層は、CuAu-I型の規則結晶構造をもつMn含有化合物からなり、当該反強磁性層は、前記強磁性層との交換結合を生じさせる。
請求項(抜粋):
非磁性金属層と、非磁性金属層の一方の面に形成された強磁性層と、非磁性金属層の他方の面に形成された軟磁性層と、前記強磁性層の磁化の向きをピン止めするために、強磁性層の非磁性金属層と接する面と反対側の面に形成された反強磁性層と、反強磁性層の強磁性層と接する面と反対側の面に形成された反強磁性化プロモ-ト層と、を有する多層膜を備えてなるスピンバルブ型の磁気抵抗効果膜であって、前記反強磁性層は、CuAu-I型の規則結晶構造をもつMn含有化合物からなり、当該反強磁性層は、前記強磁性層との交換結合を生じさせるために、熱処理操作を必要とする特性を有し、かつ、当該熱処理操作後の前記反強磁性層は、膜面に(110)結晶面が配向している状態を有していることを特徴とする磁気抵抗効果膜。
IPC (3件):
H01L 43/08 ,  G11B 5/39 ,  H01F 10/30
FI (3件):
H01L 43/08 Z ,  G11B 5/39 ,  H01F 10/30
Fターム (12件):
5D034BA05 ,  5D034CA08 ,  5E049AA04 ,  5E049AA07 ,  5E049AA09 ,  5E049AA10 ,  5E049AC00 ,  5E049AC05 ,  5E049BA12 ,  5E049BA16 ,  5E049DB04 ,  5E049DB12
引用特許:
出願人引用 (11件)
全件表示
審査官引用 (2件)

前のページに戻る