特許
J-GLOBAL ID:200903058020809896

低偏析度が要求される鋼種の低温鋳造方法

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 小倉 亘
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平11-249925
公開番号(公開出願番号):特開2001-071098
出願日: 1999年09月03日
公開日(公表日): 2001年03月21日
要約:
【要約】【目的】 前回鋳造で昇温したタンディッシュの保有熱を利用し、余分な加熱機構や冷却材の添加を必要とせず、安定条件下の低温鋳造で偏析度の低い鋳片を得る。【構成】 C:0.9〜1.3%,Cr:1.0〜6.0%を含む低合金鋼溶鋼を過熱度10〜25°Cで連続鋳造する際、該低合金鋼溶鋼より鋳造温度が高い鋼種の連続鋳造時に加熱されたタンディッシュを高温状態のまま使用し、平均流量1.3〜1.5トン/分の低吐出流量で前記低合金鋼溶鋼を連続鋳造する。低合金鋼溶鋼の連続鋳造は、式(1)で定義されるタンディッシュの空炉限界時間γ(分)に達する前に開始することが好ましい。γ=50.5×β×(T0-T1)0.1/T0 ・・・・(1)ただし、T0:低合金鋼溶鋼の連続鋳造に先立つ鋼種の鋳造温度(°C)T1:低合金鋼溶鋼の鋳造温度(°C)β:低合金鋼溶鋼の連続鋳造に先立つ鋼種の鋳造時間(分)であり、200分を超える鋳造時間ではβ=200に固定する。
請求項(抜粋):
C:0.9〜1.3重量%,Cr:1.0〜6.0重量%を含む低合金鋼溶鋼を過熱度10〜25°Cで連続鋳造する際、該低合金鋼溶鋼より鋳造温度が高い鋼種の連続鋳造時に加熱されたタンディッシュを高温状態のまま使用し、平均流量1.3〜1.5トン/分の低吐出流量で前記低合金溶鋼を連続鋳造することを特徴とする低偏析度が要求される鋼種の低温鋳造方法。
IPC (5件):
B22D 11/00 ,  B22D 11/10 310 ,  B22D 11/10 ,  B22D 11/11 ,  B22D 11/18
FI (5件):
B22D 11/00 A ,  B22D 11/10 310 D ,  B22D 11/10 310 N ,  B22D 11/11 B ,  B22D 11/18 F
Fターム (3件):
4E004MB06 ,  4E004MB20 ,  4E004NC04
引用特許:
出願人引用 (12件)
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