特許
J-GLOBAL ID:200903063098249670

熱可塑性樹脂組成物発泡体の製造方法および発泡体

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 柳原 成
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願2001-205031
公開番号(公開出願番号):特開2003-011190
出願日: 2001年07月05日
公開日(公表日): 2003年01月15日
要約:
【要約】【課題】 セルサイズが比較的均一でセル形状の良好な発泡セルを有し、しかも軽量で剛性に優れた熱可塑性樹脂組成物発泡体や、スキン層が厚くかつ発泡倍率の高い発泡体や、スワールマークがなく外観に優れた発泡体を容易に効率よく製造する。【解決手段】 成形に使用する熱可塑性樹脂組成物の全容積よりも小さい容積のキャビティ中に、型締圧力により可動型を固定した状態で、原料の一部を射出して充填する一次射出工程と、可動型を後退させながら、原料の他の一部を射出して拡大されたキャビティに充填する二次射出工程と、原料の射出を停止して、可動型をさらに後退させて発泡させる発泡工程とを有し、前記一次射出工程の射出開始時におけるキャビティ断面の長さ(L0)が1.0〜1.5mmであり、かつ充填時間が1.5秒以下であり、かつ成形型の型締圧力が成形品の投影面積に対して5〜20MPaである熱可塑性樹脂組成物発泡体の製造方法。
請求項(抜粋):
発泡性の熱可塑性樹脂組成物をキャビティ内で発泡させて発泡体を製造する方法において、成形に使用する熱可塑性樹脂組成物の全容積よりも小さい容積のキャビティ中に、型締圧力により可動型を固定した状態で、熱可塑性樹脂組成物の一部を射出して充填する一次射出工程と、一次射出工程後の工程であって、可動型を後退させながら、熱可塑性樹脂組成物の他の一部を射出して拡大されたキャビティに充填する二次射出工程と、二次射出工程後の工程であって、熱可塑性樹脂組成物の射出を停止して、可動型をさらに後退させ、発泡させる発泡工程とを有し、前記一次射出工程の射出開始時におけるキャビティ断面の長さ(L0)が1.0〜1.5mmであり、かつ一次射出工程の熱可塑性樹脂組成物の充填時間が1.5秒以下であり、かつ一次射出工程での成形型の型締圧力が成形品の投影面積に対して5〜20MPaである熱可塑性樹脂組成物発泡体の製造方法。
IPC (3件):
B29C 45/56 ,  B29K 23:00 ,  B29L 31:58
FI (3件):
B29C 45/56 ,  B29K 23:00 ,  B29L 31:58
Fターム (8件):
4F206AA03 ,  4F206AB02 ,  4F206AG20 ,  4F206AM32 ,  4F206JA04 ,  4F206JC01 ,  4F206JF04 ,  4F206JQ81
引用特許:
審査官引用 (11件)
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