特許
J-GLOBAL ID:200903065272122105
中炭素鋼連続鋳造用モールドパウダーおよび連続鋳造方法
発明者:
,
出願人/特許権者:
代理人 (4件):
植木 久一
, 菅河 忠志
, 二口 治
, 伊藤 浩彰
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願2005-053588
公開番号(公開出願番号):特開2006-231400
出願日: 2005年02月28日
公開日(公表日): 2006年09月07日
要約:
【課題】 C含有量が0.08〜0.16%程度の亜包晶鋼を連続鋳造法によって製造する際に有用なモールドパウダーの物性を定量的に把握できる評価法を確立すると共に、こうした方法によって評価され、不均一冷却に起因する表面疵が発生しない鋳片を製造することのできる中炭素鋼連続鋳造用モールドパウダーを提供する。【解決手段】 溶融したモールドパウダーを1300°C以上の温度で、V字型溝を有する水冷鋳型内に流し込み、その後急冷凝固させて凝固した試料の縦断面を観察したときに、該試料の全高さに対するガラス質部分の高さの割合をガラス化率GRとして評価し、水冷鋳型のV字溝の底点の角度をθ(°)、鋳型とモールドパウダーの接触面積S(mm2)とモールドパウダー質量W(g)との比をx(S/W)としたとき、これらが前記GRとの間に下記(1)式の関係を満足する。 GR=Hglass/(Hglass+Hcrystal)≦[0.35×(x/20.8)0.5]/[2×sin(θ/2)]...(1) 但し、Hglass:ガラス質部分の高さ Hcrystal:結晶質部分の高さ を夫々示す。【選択図】 図5
請求項(抜粋):
C含有量が0.08〜0.16%(質量%の意味、以下同じ)である中炭素鋼を連続鋳造法で鋳造する際に用いるモールドパウダーであって、溶融したモールドパウダーを1300°C以上の温度で、V字型溝を有する水冷鋳型内に流し込み、その後急冷凝固させて凝固した試料の縦断面を観察したときに、該試料の全高さに対するガラス質部分の高さの割合をガラス化率GRとして評価し、水冷鋳型のV字溝の底点の角度をθ(°)、鋳型とモールドパウダーの接触面積S(mm2)とモールドパウダー質量W(g)との比をx(S/W)としたとき、これらが前記GRとの間に下記(1)式の関係を満足することを特徴とする中炭素鋼連続鋳造用モールドパウダー。
GR=Hglass/(Hglass+Hcrystal)≦[0.35×(x/20.8)0.5]/[2×sin(θ/2)]...(1)
但し、Hglass:ガラス質部分の高さ(mm)
Hcrystal:結晶質部分の高さ(mm)
を夫々示す。
IPC (2件):
FI (3件):
B22D11/108 F
, B22D11/108 B
, B22D11/00 A
Fターム (2件):
引用特許:
出願人引用 (7件)
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審査官引用 (10件)
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