特許
J-GLOBAL ID:200903069516318894 車両のヨーイング運動量制御装置
発明者: 出願人/特許権者: 代理人 (1件):
朝倉 悟 (外1名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平11-253923
公開番号(公開出願番号):特開2001-071886
出願日: 1999年09月08日
公開日(公表日): 2001年03月21日
要約:
【要約】【課題】 氷雪路等の低摩擦係数路面上において、オ-バ-スピ-ドでの旋回運動によりアンダ-ステア状態が発生したとしても、スタビリティを保ちつつ、アンダ-ステア状態を改善し、かつその後に発生するオ-バ-ステア状態を抑制することのできる車両のヨ-イング運動量制御装置を提供すること。【解決手段】 少なくともハンドル角と車速に基づき計算した第1の目標ヨ-イング運動量と、路面摩擦係数状態検出推定手段で検出又は推定された値に基づいて現実可能なヨ-イング運動量の最大値を算出し、前記第1の目標ヨ-イング運動量を前記最大値で制限した第2の目標ヨ-イング運動量を演算し、アンダ-ステア状態判断時は第1に目標ヨ-イング運動量又は少なくとも第2の目標ヨ-イング運動量よりも大きな目標ヨ-イング運動量に設定し、オ-バ-ステア状態判断時は第2の目標ヨ-イング運動量に設定することで、目標運動量の切り替えを行うことにした。
請求項(抜粋):
車両に実際に発生しているヨーイング運動量を検出する実ヨーイング運動量検出手段と、車両に作用する入力又は車両に発生している物理量を検出する入力物理量検出手段と、前記入力物理量検出手段で検出された車両に作用する入力検出値又は車両に発生している物理量検出値に基づいて車両で達成すべき目標ヨーイング運動量を算出する目標ヨーイング運動量演算手段と、前記目標ヨーイング運動量演算手段で算出された目標ヨーイング運動量に前記ヨーイング運動量検出手段で検出された実ヨーイング運動量を一致させるように制御を行う目標ヨーイング運動量制御手段と、を備えた車両のヨーイング運動量制御装置において、走行中の路面摩擦係数の状態を検出又は推定する路面摩擦係数状態検出推定手段を備え、前記目標ヨーイング運動量演算手段には、少なくともハンドル角と車速に基づく第1の目標ヨーイング運動量演算手段と、前記路面摩擦係数状態検出推定手段で検出又は推定された路面摩擦状態検出値又はその推定値に基づいて定常的に実現可能なヨーイング運動量の最大値を算出するヨーイング運動量最大値演算手段と、前記第1の目標ヨーイング運動量を前記最大値で制限した第2の目標ヨーイング運動量演算手段と、車両の実ヨーイング運動量が目標ヨーイング運動量より小さいアンダーステア状態か目標ヨーイング運動量より大きいオーバーステア状態かを判断するステア状態判断手段と、前記目標ヨーイング運動量を、アンダーステア状態であるときは第1の目標ヨーイング運動量又は少なくとも第2の目標ヨーイング運動量よりも大きな目標ヨーイング運動量に設定し、一方、オーバーステア状態であるときは第2の目標ヨーイング運動量に設定する目標ヨーイング運動量切り替え手段と、を備えたことを特徴とする車両のヨーイング運動量制御装置。
IPC (6件):
B60T 8/58
, B60T 8/24
, B62D 6/00
, B62D101:00
, B62D113:00
, B62D137:00
FI (3件):
B60T 8/58 Z
, B60T 8/24
, B62D 6/00
Fターム (42件):
3D032CC17
, 3D032CC18
, 3D032DA03
, 3D032DA23
, 3D032DA24
, 3D032DA25
, 3D032DA29
, 3D032DA33
, 3D032DA39
, 3D032DA82
, 3D032DA93
, 3D032DC08
, 3D032DC09
, 3D032DC11
, 3D032DC21
, 3D032DC33
, 3D032DD01
, 3D032DD17
, 3D032DE06
, 3D032EA04
, 3D032EB16
, 3D032FF01
, 3D032FF08
, 3D032GG01
, 3D045BB40
, 3D045EE21
, 3D045FF42
, 3D045GG10
, 3D045GG25
, 3D045GG26
, 3D045GG27
, 3D045GG28
, 3D046BB21
, 3D046EE01
, 3D046HH08
, 3D046HH16
, 3D046HH21
, 3D046HH23
, 3D046HH25
, 3D046HH26
, 3D046HH36
, 3D046HH46
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