特許
J-GLOBAL ID:200903070790146291

内燃機関のバルブタイミング制御装置

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 志賀 富士弥 (外3名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願2001-192549
公開番号(公開出願番号):特開2003-003810
出願日: 2001年06月26日
公開日(公表日): 2003年01月08日
要約:
【要約】【課題】 中間回転体の回動操作時に、渦巻き状ガイドが一部の可動部材に片当りする不具合を無くす。静粛性、耐久性を高め、かつ、作動を円滑にする。【解決手段】 クランクシャフトに連繋される駆動プレート3に径方向溝8を設ける一方で、カムシャフト1側にレバー9を設ける。駆動プレート3とカムシャフト1に対して回動可能な中間回転体23を設け、その中間回転体23に断面円弧状の渦巻き溝24を設ける。径方向溝8に可動部材17を径方向に変位可能に係合させ、可動部材17の端部に保持した球20を渦巻き溝24に係合させると共に、可動部材17をリンク14を介してレバー9に連繋させる。中間回転体23を径方向に変位可能にし、自動調心機構50によって球20との接触点を基準に中間回転体23の回転中心を自動調整する。
請求項(抜粋):
内燃機関のクランクシャフトによって回転駆動する駆動回転体と、カムシャフト若しくは同シャフトに結合された別体部材から成る従動回転体と、前記駆動回転体と従動回転体のいずれか一方に設けられた径方向ガイドと、前記駆動回転体と従動回転体に対して相対回転可能に設けられ、前記径方向ガイドに対峙する側の面に渦巻き状ガイドを有する中間回転体と、前記径方向ガイドに径方向に変位可能に案内係合されると共に、軸方向の一方の端部に、前記渦巻き状ガイドに案内係合される係合部が突設された複数の可動部材と、前記駆動回転体と従動回転体のいずれか他方のものの回転中心から離間した部位と前記可動部材とを枢支連結するリンクと、前記中間回転体に駆動回転体及び従動回転体に対する相対的な回動操作力を付与する操作力付与手段と、を備え、この操作力付与手段によって中間回転体を駆動回転体及び従動回転体に対して回動操作することにより、渦巻き状ガイドに係合した可動部材を径方向ガイドに沿わせて径方向に変位させ、その変位を前記リンクを介して駆動回転体と従動回転体の相対回動に変換する内燃機関のバルブタイミング制御装置において、前記中間回転体を径方向に変位可能に設けたことを特徴とする内燃機関のバルブタイミング制御装置。
Fターム (10件):
3G018AB09 ,  3G018BA32 ,  3G018CA16 ,  3G018DA71 ,  3G018DA84 ,  3G018FA01 ,  3G018FA07 ,  3G018GA03 ,  3G018GA27 ,  3G018GA32
引用特許:
審査官引用 (8件)
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