特許
J-GLOBAL ID:200903077400506106

乳由来塩基性タンパク質含有組成物

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (4件): 石井 良夫 ,  吉見 京子 ,  後藤 さなえ ,  藤野 清也
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願2006-069662
公開番号(公開出願番号):特開2007-246413
出願日: 2006年03月14日
公開日(公表日): 2007年09月27日
要約:
【課題】鉄独特の収斂味がなく、しかも優れた骨強化作用、骨吸収抑制作用、骨 形成促進作用及びコラーゲン産生促進作用を示す組成物の提供。【解決手段】乳由来の塩基性タンパク質画分と炭酸及び/又は重炭酸と鉄とを溶解、混合し、乳由来塩基性タンパク質含有組成物を形成する。この乳由来塩基性タンパク質含有組成物は、鉄独特の収斂味がなく、しかも骨強化作用、骨吸収抑制作用、骨形成促進作用及びコラーゲン産生促進作用に優れているので、貧血症及び骨疾患という2つの疾患の予防又は治療に有用であり、さらに美肌剤としても有用である。【選択図】なし
請求項(抜粋):
乳または乳由来の原料を陽イオン交換樹脂に接触させた後、樹脂に吸着した画分を塩濃度0.1〜1.8Mの溶出液で溶出して得られる乳由来塩基性タンパク質画分と、炭酸及び/又は重炭酸と、鉄とを溶解、混合して得られる、次の(1)〜(7)の特性を有する乳由来塩基性タンパク質含有組成物。 (1)乳由来塩基性タンパク質含有組成物中のタンパク質1g当たり、鉄0.35〜350mg、かつ炭酸及び/又は重炭酸0.38mg以上を含有すること。 (2)鉄独特の収斂味がないこと。 (3)骨強化作用を有すること。 (4)骨吸収抑制作用を有すること。 (5)骨形成促進作用を有すること。 (6)コラーゲン産生促進作用を有すること。 (7)タンパク質濃度が1mg/mlとなるように調製した水溶液を、90°Cで10分間加熱しても沈殿を生じないこと。
IPC (13件):
A61K 35/20 ,  A61P 19/08 ,  A61P 19/02 ,  A61P 7/06 ,  A61K 8/98 ,  A61K 8/64 ,  A61K 38/00 ,  A61Q 19/00 ,  A23L 1/305 ,  A23L 1/304 ,  A23L 1/30 ,  A23J 3/08 ,  A23K 1/16
FI (13件):
A61K35/20 ,  A61P19/08 ,  A61P19/02 ,  A61P7/06 ,  A61K8/98 ,  A61K8/64 ,  A61K37/02 ,  A61Q19/00 ,  A23L1/305 ,  A23L1/304 ,  A23L1/30 Z ,  A23J3/08 ,  A23K1/16 303F
Fターム (41件):
2B150AB10 ,  2B150CC14 ,  2B150CF10 ,  2B150CJ07 ,  2B150DC23 ,  4B018MD01 ,  4B018MD06 ,  4B018MD20 ,  4B018ME05 ,  4B018ME14 ,  4C083AA071 ,  4C083AA072 ,  4C083AC122 ,  4C083AC302 ,  4C083AC442 ,  4C083AC482 ,  4C083AD411 ,  4C083AD412 ,  4C083CC04 ,  4C083DD23 ,  4C083DD27 ,  4C083EE06 ,  4C084AA02 ,  4C084AA03 ,  4C084AA06 ,  4C084BA03 ,  4C084CA38 ,  4C084MA01 ,  4C084NA14 ,  4C084ZA552 ,  4C084ZA962 ,  4C084ZB152 ,  4C087AA01 ,  4C087AA02 ,  4C087AA05 ,  4C087BB39 ,  4C087CA07 ,  4C087NA14 ,  4C087ZA55 ,  4C087ZA96 ,  4C087ZB15
引用特許:
出願人引用 (6件)
全件表示
審査官引用 (9件)
全件表示
引用文献:
審査官引用 (2件)
  • 四訂食品成分表, 1994, p. 46-47, 192-193, 196-197, 200-201
  • 四訂食品成分表, 1994, p. 46-47, 192-193, 196-197, 200-201

前のページに戻る