多段自動変速装置

発明者：
出願人/特許権者：
公報種別：公開公報
出願番号（国際出願番号）：特願2006-306162
公開番号（公開出願番号）：特開2008-121782
出願日： 2006年11月13日
公開日（公表日）： 2008年05月29日
要約：

【課題】4個の構成要素からなる2列のシンプル遊星歯車を用いて、前進6速以上の多様な多段自動変速装置をコンパクトに配置する。【解決手段】リングギアR1を出力しサンギアS1とリングギアR2及び遊星キャリアP1とP2を連結したシンプル遊星歯車列20、30とクラッチC2、ブレーキB1、ワンウェイクラッチOWCからなる共通の変速装置部と、減速用遊星歯車40とクラッチC1、C3あるいはC4及びブレーキB2とからなる多様な形態の入力装置部を、出力カウンターギア5を軸支する側壁で分離して入力軸3及び入力軸3に軸支される連結部材Y、Zで連結する。【選択図】図3

請求項（抜粋）：

サンギアと、シングルピニオン遊星歯車を支持する遊星キャリアと、リングギアとからなる第1及び第2遊星歯車列20、30の、第1遊星歯車列20のサンギアS1と第2遊星歯車列30のリングギアR2を連結して第1構成要素とし、第1遊星歯車列20の遊星キャリアP1と第2遊星歯車列30の遊星キャリアP2を連結して第2構成要素とし、第1遊星歯車列20のリングギアR1を第3構成要素とし、第2遊星歯車列30のサンギアS2を第4構成要素とし、前記第1構成要素に減速用遊星歯車40を介した入力軸3の減速回転をクラッチC3を介して、あるいは入力軸3の回転をクラッチC4を介して入力するとともにブレーキB2を配し、前記第2構成要素にクラッチC2を介して入力軸3の回転を入力するとともにブレーキB1及び入力軸3の回転とは逆方向の回転を阻止するワンウェイクラッチOWCを配し、前記第4構成要素に入力軸3の回転と減速用遊星歯車40を介した入力軸3の減速回転のどちらか一方をクラッチC1を介して、あるいは入力軸3の回転をクラッチC4を介して入力し、前記第3構成要素をカウンターギア5に連結して出力し、前記クラッチC1、C2、C3、C4又はブレーキB1、B2及びワンウェイクラッチOWCの何れか2個を選択的に締結することにより前進6速から10速及び後進1速の変速段を得る多段自動変速装置であって、入力軸3を変速機ケースの両端で軸支し、前記変速機ケースの軸方向中央部にカウンターギア5を軸支する側壁を設け、前記側壁の一方側の入力軸3と同軸上に前記側壁内周部で軸支されるカウンターギア5と、第1及び第2遊星歯車列20、30と、クラッチC2と、ブレーキB1及びワンウェイクラッチOWCとを配し、前記側壁の他方側の入力軸3と同軸上に減速用遊星歯車40と、クラッチC3、C1あるいはC4と、ブレーキB2とからなる前記第1と第4構成要素の入力装置部を配し、入力軸3とクラッチC2及び減速用遊星歯車40の入力要素を連結するとともに、入力軸3の外周と前記側壁の内周の間で前記側壁の一方側の前記第1及び第4構成要素と他方側のクラッチC3、C1あるいはC4とを連結した多段自動変速装置。

IPC (1件)：

F16H 3/66

FI (2件)：

F16H3/66 A , F16H3/66 B

Fターム (18件)：

3J028EA09 , 3J028EA25 , 3J028EB08 , 3J028EB09 , 3J028EB13 , 3J028EB31 , 3J028EB37 , 3J028EB54 , 3J028EB62 , 3J028EB66 , 3J028FB03 , 3J028FC13 , 3J028FC16 , 3J028FC24 , 3J028FC25 , 3J028GA03 , 3J028HA14 , 3J028HA15

引用特許：

出願人引用 (10件)

特開昭52-149562
自動変速装置
公報種別：公開公報出願番号：特願2006-180590 出願人：大窪正博
特開平4-219553(図14)

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審査官引用 (3件)

車両用自動変速機
公報種別：公開公報出願番号：特願平11-059493 出願人：アイシン・エィ・ダブリュ株式会社
車両用自動変速機
公報種別：公開公報出願番号：特願平10-230345 出願人：アイシン・エィ・ダブリュ株式会社
自動変速機の潤滑構造
公報種別：公開公報出願番号：特願2002-372412 出願人：アイシン精機株式会社

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