特許
J-GLOBAL ID:200903090883977526

高濃度亜硝酸酸化細菌、及び亜硝酸酸化細菌の高濃度培養方法

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 蔦田 璋子 (外1名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願2000-379468
公開番号(公開出願番号):特開2002-176972
出願日: 2000年12月13日
公開日(公表日): 2002年06月25日
要約:
【要約】【課題】 活性汚泥に含まれる硝化細菌の中の亜硝酸酸化細菌を大量に、かつ高濃度に培養する方法を提供すること。【解決手段】 下水汚泥やし尿汚泥等の活性汚泥にわずかに含まれる硝化細菌における亜硝酸酸化細菌を高濃度に培養する方法であって、活性汚泥を、溶存酸素2mg/リットル以上、pH7.0〜9.0、温度20〜40°Cの条件下において所定期間、NH4-N含有液を付与することにより硝化馴養するとともに、馴養過程において酸性側に傾くpHを、炭酸ナトリウムと炭酸水素ナトリウムの混合物よりなる培養促進剤の投入によって前記した範囲内に維持することにより、前記活性汚泥に含まれる硝化細菌におけるアンモニア酸化細菌と亜硝酸酸化細菌とを馴養集積せしめ、のち前記NH4-N含有液の付与を停止するとともにNO2-含有液を付与することにより、アンモニア酸化細菌の数を減少せしめ、かつ亜硝酸酸化細菌をさらに馴養集積する亜硝酸酸化細菌の高濃度培養方法。
請求項(抜粋):
下水汚泥やし尿汚泥等の活性汚泥にわずかに含まれる硝化細菌における亜硝酸酸化細菌を高濃度に培養する方法であって、前記活性汚泥を、NH4-N含有液を付与することによって当該活性汚泥に含まれる硝化細菌におけるアンモニア酸化細菌と亜硝酸酸化細菌とを馴養集積せしめ、のち前記NH4-N含有液の付与を停止するとともにNO2-含有液を付与することにより、アンモニア酸化細菌の数を減少せしめ、かつ亜硝酸酸化細菌をさらに馴養集積することを特徴とする亜硝酸酸化細菌の高濃度培養方法。
IPC (4件):
C12N 1/20 ,  C02F 3/00 ,  C02F 3/34 101 ,  C12M 1/00
FI (5件):
C12N 1/20 A ,  C12N 1/20 D ,  C02F 3/00 G ,  C02F 3/34 101 Z ,  C12M 1/00 D
Fターム (15件):
4B029AA02 ,  4B029BB02 ,  4B029CC01 ,  4B029DF01 ,  4B029DF02 ,  4B029DF04 ,  4B065AA01X ,  4B065BB03 ,  4B065BB38 ,  4B065BB40 ,  4B065BC02 ,  4B065BC14 ,  4B065CA55 ,  4B065CA56 ,  4D040BB01
引用特許:
審査官引用 (15件)
全件表示
引用文献:
審査官引用 (1件)
  • 高橋 甫 他訳「微生物学(入門編)」(株式会社培風館、1997年)第25-29頁及び第222-230

前のページに戻る