特許
J-GLOBAL ID:200903091760358267

FMCWレ-ダ装置及び記録媒体

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 足立 勉
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平11-173038
公開番号(公開出願番号):特開2000-147102
出願日: 1999年06月18日
公開日(公表日): 2000年05月26日
要約:
【要約】【課題】 移動物と静止物を正確に認識できるFMCWレーダ装置及び記録媒体を提供すること。【解決手段】 ステッフ ゚200では、周波数シフト量の幅を決定する。ステッフ ゚210では、周波数シフトを行う。ステッフ ゚220では、評価値|Vp|を算出する。ステッフ ゚230では、近傍和Sum2を算出する。ステッフ ゚240では、スペクトル全体和Sum1を算出する。ステッフ ゚270では、全てのスペクトル全体和Sum1の値を比較して、真の周波数シフト量TSnを決定する。ステッフ ゚280では、真の周波数シフト量にて周波数シフトしたスペクトルに関し、スペクトルピークの近傍和Sum2が閾値Thp以下か否かを判定する。ステッフ ゚290では、移動物予測フラグがセットされているか否かを判定する。ステッフ ゚300では、近傍和Sum2が閾値Thp以下で且つ移動物予測フラグがセットされていないので、そのスペクトルピークは静止物のスペクトルピークであると判断する。
請求項(抜粋):
所定の変調幅で、周期的に周波数が漸次増減する送信信号を発生し、レーダ波として送信する送信手段と、物標により反射された前記レーダ波を受信して受信信号を発生すると共に、該受信信号を、前記送信信号と混合してビート信号を発生する受信手段と、前記送信信号の周波数が上昇する上り変調時の上りビート信号から上りスペクトルを作成すると共に、前記送信信号の周波数が下降する下り変調時の下りビート信号から下りスペクトルを作成するスペクトル作成手段と、前記上りスペクトル及び下りスペクトルの少なくとも一方のスペクトルピークを、所定周波数シフト量シフトさせて、両スペクトルの対応するスペクトルピーク同士を比較し、前記物標の移動状態を検出する検出手段と、を備えたFMCWレーダ装置において、前記FMCWレーダ装置を搭載した車両の速度に基づいて、前記周波数シフト量を設定する際に、測定の誤差を考慮して複数の周波数シフト量を設定する複数シフト量設定手段と、前記設定された各周波数シフト量に対応した前記上りスペクトル及び下りスペクトル毎に、スペクトルマッチ度の評価を行う評価手段と、前記評価結果に基づいて、前記スペクトルマッチ度の最も高い周波数シフト量を決定する決定手段と、前記決定された周波数シフト量に対応した前記上りスペクトル及び下りスペクトルを用いて、前記物標の静止判定を行う静止判定手段と、を備えたことを特徴とするFMCWレーダ装置。
Fターム (15件):
5J070AB17 ,  5J070AC02 ,  5J070AC06 ,  5J070AC13 ,  5J070AF03 ,  5J070AH14 ,  5J070AH19 ,  5J070AH26 ,  5J070AH31 ,  5J070AH34 ,  5J070AH35 ,  5J070AH39 ,  5J070AJ13 ,  5J070AK14 ,  5J070BF11
引用特許:
出願人引用 (10件)
  • 静止物識別型移動体レーダー装置
    公報種別:公開公報   出願番号:特願平5-349569   出願人:富士通テン株式会社
  • 車載レーダ装置
    公報種別:公開公報   出願番号:特願平6-004090   出願人:トヨタ自動車株式会社
  • ミリ波レーダ距離速度測定装置
    公報種別:公開公報   出願番号:特願平3-307847   出願人:富士通テン株式会社
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審査官引用 (8件)
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