特許
J-GLOBAL ID:201103005150475355

フレームレート変換方法,フレームレート変換装置およびフレームレート変換プログラム

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 小笠原 吉義
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願2009-194045
公開番号(公開出願番号):特開2011-049633
出願日: 2009年08月25日
公開日(公表日): 2011年03月10日
要約:
【課題】高フレームレート映像信号のフレームをフィルタリングに基づくダウンサンプリングすることで得られた低フレームレート映像信号を符号化する場合に,主観画質の保持を図りながら符号量を低く抑えることができるようにする。【解決手段】フィルタリングにより生成されるフレームを予測対象フレームとし,生成済みのフレームを参照フレームとして動きベクトルを探索し,その動き補償予測誤差およびジャーキネス評価尺度からなるコスト関数を最小化するフィルタ係数を算出することを繰り返すことで,最適なフィルタ係数でフィルタリングする場合の動きベクトルを特定することを,ダウンサンプリング対象の全フレームについて実行する。続いて,特定した動きベクトルを用いることで算出される全フレームに対してのコスト関数値の総和を最小化するフィルタ係数を算出することで,最終的なフィルタ係数を算出する。【選択図】図3
請求項(抜粋):
等長間隔のダウンサンプリングにより規定されるフレーム位置において,高フレームレート映像信号の複数フレームをフィルタ係数を用いて重み付け加算することで1つのフレームに置き換えるフィルタリングを実行し,高フレームレート映像信号のフレームを低フレームレート映像信号に変換するフレームレート変換方法であって, フィルタ係数によるフィルタリングにより生成されるフレームを予測対象フレームとし,生成済みのフレームを参照フレームとする動き探索により動きベクトルを求め,得られた動きベクトルを用いたときの動き補償予測誤差電力と,与えられた評価式により算出されるフレーム間の画像の動きが滑らかでない度合を示すジャーキネス評価尺度との加重和をコスト関数とし,前記コスト関数の値を最小化するフィルタ係数を算出する処理を,所定の終了条件が成立するまで繰り返すことで,予測対象フレームに対しての最適なフィルタ係数を算出するとともに,そのフィルタ係数でフィルタリングする場合の動きベクトルを特定することを,ダウンサンプリング対象の全てのフレームについて実行する第1の過程と, 前記特定した動きベクトルを用いることで算出される全フレームに対しての前記コスト関数の値の総和を最小化するフィルタ係数を再計算することで,ダウンサンプリングに用いるフィルタ係数を算出する第2の過程とを有する ことを特徴とするフレームレート変換方法。
IPC (1件):
H04N 7/01
FI (1件):
H04N7/01 Z
Fターム (4件):
5C063BA12 ,  5C063BA20 ,  5C063CA05 ,  5C063CA07
引用特許:
出願人引用 (9件)
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